きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

大沼の浮島’23.6/1

2023年06月10日 | マイフィールド
自宅から15分ほど行った山の中にある沼。ここに浮島稲荷神社があり、沼にはいくつかの浮島がある。毎年神事が行われ、沼を浮遊する浮島の動きから吉凶が占われるという。そんな名勝地に指定されている大沼の浮島で、毎年、カイツブリが繁殖している。今年の様子を見に行ってみた。沼の畔から様子を見回すと、カイツブリの親子が2組いた。すでに巣立ったようだが、親にぴったり寄り添うようにして泳いでいた。しばらくすると、わりあい近くまで寄ってくれたので、ヒナの顔もしっかり観ることができた。くちばしは薄いピンク色で、眼は黒っぽい色をしている。成鳥のあのレモン色に黒い点がポツンとある目とは全然違い、クリッとして可愛い感じだ。親鳥が魚を捕ると、寄って行って受け取り、丸呑みにしてしまう。ここには、たくさんの魚がいるので、食べ物に困る心配はない。たくさん食べて、早くひとり立ちするんだよぉー。
<カイツブリ親子>

カイツブリの他に撮れたのは、コガラとカワセミ。コガラは、沼に下りていくところで出会った。なんかピーピー鳴き声がうるさいので、何だろうと頭上の枝を見ると、コガラのヒナたちがエサをねだって鳴いていた。動きが速すぎてなかなか撮れず・・・。一応証拠写真という事で。
<コガラ>

そして、カワセミ。沼の周囲の散策道を歩いていると、カワセミの声が聞こえた。探すと、水面近くの小枝にとまり、魚をくわえていた。かなり距離があったので、一応証拠写真程度という事で。
<カワセミ>

今年もカイツブリの親子に出会うことができた。
【出会った鳥たち】カイツブリ、アオサギ、ノスリ、カワセミ、ホトトギス、コガラ 
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寒河江市いこいの森Ⅱ'23.4/24

2023年05月05日 | マイフィールド
先日に引き続きのマイフィールド探鳥。まずは、グラウンド脇の桜並木の下を歩く。もうすぐ5月という事で、管理棟には鯉のぼりが泳いでいた。そして、八重桜はピークは過ぎたもののまだまだ健在といった感じ。
<風景>

桜並木の下を歩いていくと、ホオジロ類の地鳴きが聞こえる。探すと、アオジを発見。植木に入り込んで、その後姿を見失ってしまった。
<アオジ>

アオジがいなくなると、次はホオジロの登場。近くに雌もいて、ペアになっているようだ。繁殖の準備といったところかな。
<ホオジロ>

グラウンドの端にツグミ類が数羽いた。最初に目に入ったのは、アカハラだった。2羽確認できたが、カメラの準備のほんの数秒の間に飛ばれてしまった。さすが、用心深いアカハラ。一緒にいるツグミ、シロハラは何とか留まってくれた。ただ、カメラの設定がうまくいかず、写真的にはほぼほぼボツだった。その後、ツグミもシロハラも別の場所でも出会うことができ、何とか画像は残すことができた。
<ツグミ、シロハラ>

場所を移動し、山際の草むらの方に行ってみた。すると、シロハラを発見。辺りを探すと、5,6羽確認できた。渡りの途中に立ち寄ったのだろう。十分腹ごしらえをして、北帰行の長旅に備えてほしいものだ。さらに探すと、今度はクロツグミ雄を発見。こちらは夏鳥。今年も無事到着してくれた。近くには雌も確認できた。何とか繁殖してほしいものだ。
<クロツグミ雄・雌>

シロハラ、クロツグミの観察撮影に満足したところで、樹上で複雑にさえずる小鳥が気になってきた。動きが速かったり、葉っぱの陰になったりして、なかなか姿をとらえることができなかったが、かなり粘った結果、何とか姿をキャッチすることができた。コサメビタキだ。
<コサメビタキ>

先日とはうって変わり、北へ帰る途中の冬鳥と、南から渡ってきた夏鳥に両方出会うことができ、充実した半日鳥見だった。ただ、オオルリやキビタキといった夏鳥のスターはまだ到着していないようだった。早く会いたいなぁ、オオルリ、キビタキに。
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寒河江市いこいの森’23.4/20

2023年05月01日 | マイフィールド
花粉症もほとんど収束状態となってきた。今シーズンは始まるのが早かったので、収まるのも早かったようだ。さて、そろそろマイフィールドが気になってきた。夏鳥たちがそろそろやってくる頃だ。いこいの森は自宅から5分ちょっとで行ける所だが、途中の最上川沿いの道路が崩落して通行止めとなっており、迂回して行くことに。時間的にはそれほど差はないが、遠回りとなると気持ち的にちょっと・・・な感じ。それでも、いこいの森に着くと、名残の桜が咲いていて、また周囲の木々の萌黄色がとっても綺麗で、思わず足取りが軽やかに。
どんな鳥さんが出てくれるかわくわくしながらグラウンド周りの桜並木の下を歩いたが、鳥影全く無し。どうしたことか?次に、山際の方を歩いてみた。ここで、やっと鳥さんが出た。シロハラだ。渡り途中の立ち寄りだろうか。それとも、ここから渡り始めるのか?
<シロハラ>

さらに、ちょっとした上り道を歩くと、道のわきにショウジョウバカマが咲いていた。春の草花も今が花盛りだ。
<ショウジョウバカマ、桜>

2時間ほどの散策だったが、出会えた鳥さんはシロハラと、帰り際に見つけたメジロだけだった。
<メジロ、管理棟周辺>

まあ、夏鳥のシーズンはこれからなので、次回に期待しよう。
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クマタカ’23.2/27

2023年03月06日 | マイフィールド
本日も晴天なり。お目当ての鳥さんは出るのか?クマタカのポイントには今季3回ほど通っているが、出会えていない。そろそろ繁殖シーズンのはず。タイミングが合わないのかなぁ。
青空バックのクマタカを期待して、朝、家を出た。そして、15分ほどでポイント到着。車をとめ、カメラ機材を準備していると、向こうの山に猛禽を見つけた。急いで双眼鏡で確認すると、間違いなくクマタカだ。慌ててカメラを準備して連写。何とか数枚撮れていたので良かった。
<木々をバックに飛翔>

いきなり出るとは、意表を突かれた形だ。これは幸先良いぞとテンション上げ上げになったが、その後、全く出る気配なし。まぁ、これもよくあるパターンだが。それでも、1時間ほどして、山の上に姿を現した。何とか青空バックのクマタカを撮ることができた。
<青空をバックに飛翔>

旋回する姿を追い続けていたが、その後、何と山の上の枯れた樹木にとまってくれた。カメラを担いで急いで場所を移動した。途中で飛んでしまわないかハラハラしながら急いだ。さっきよりはいくらか距離が近くなったかな。樹にとまる姿もかっこいいなぁ。と思いながら観察していると、何と、そこにハシボソガラスが接近。クマタカにちょっかいを出し始めた。まずい、飛んでしまう。でも、ちょっと嬉しいカモ。なかなか見られないシーンだ。初めはそんなにハシボソガラスを気にしている様子でもなかったが、しつこくちょっかいをかけてくるので、さすがのクマタカもイラっとしたみたいだ。ついに、羽ばたき飛んでしまった。
でも、貴重な飛び出しのシーンを観察・撮影することができ超ラッキーだった。
<カラスのモビングに飛び出すクマタカ>

3度目の正直か、4度目の正直か、今季やっとクマタカに出会うことができた。しかも、カラスのモビンクからの飛び出しまでサービスしてくれた。有難う。これだから、鳥見はやめられない。それにしても、クマタカ、かっこええなぁぁぁ。
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オオアカゲラ他’22.6/2

2022年06月12日 | マイフィールド
この日、抱卵中のカイツブリの様子を見に行った。朝5時半頃。現地の駐車場に車をとめ、外に出ると、何か声がする。鳥の声というのはわかるが、聞いたことのない声だ。土手の林の中から聞こえるが、姿が見えない。しばらく探すと、木々の間を鳥が飛んだ。飛んだ方向を確認し、粘り強く探していくと・・・、何と、目の前の木に!とまったのは、オオアカゲラだった。しかも、雄が2羽。あの変な鳴き声は、2羽で鳴いていたものだった。雄と雌なら鳴き交わしかと予想できるが、雄2羽というのは、どういう関係なのか。親子か、はたまたライバル同士か、それともたまたまご一緒しただけか・・・。いずれにしても、オオアカゲラ1羽だけでもラッキーなのに、2羽同時に近くで観察できるとは、何という超ラッキーなことか。
<オオアカゲラ>

沼に行き、カイツブリの様子を確認。まだ抱卵中だった。
沼の周囲を歩いていると、カケスを見つけた。カケスは特に警戒心の強い鳥さんだが、この個体は、カケスにしては結構警戒心が弱いみたいで、割合近くから観察撮影させてくれた。
<カイツブリ、カケス>

早朝の短い鳥見時間だったが、オオアカゲラ2羽と出会えた。これも鳥見の神様からのご褒美かな。
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