きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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宮城・鳥の海’07.4/30

2007年05月02日 | シギチ日記

約2ヶ月ぶりの鳥の海行きだ。朝4時半すぎに家を出たが、だいぶ明るくなっていた。寒河江を過ぎたあたりで、山から朝日が昇るのが見えた。何だかとても清々しい気分だ。いつもの通り仙台宮城ICから高速に上り、村田ICで下りて、亘理町鳥の海に着いたのが7時過ぎだった。今日は大潮ということで、干潟が広がっていた。友輪広場に車を止めて干潟を見ると、早速大型のシギを発見。チュウシャクシギ4羽を確認。結構近くて、アップで撮れた。遠くの干潟にハマシギの群れ、メダイチドリがいる。しばらく観察して、海辺に行ってみた。水際のところには鳥影なし。Cimg6093 砂地に何か動くのがいた。見ると、ミユビシギ2羽だった。冬羽から夏羽に換わる最中のようだ。チョコチョコ動いては止まり、またチョコチョコ動いては止まる。何ともめんこいシギだ。8時過ぎ、友輪広場でコンビニ朝食を食べ、友遊広場に移動した。ユリカモメはた~くさんいるが、シギは・・・、いたいた。Cimg6055_1 チュウシャクが4~5羽。それからメダイチドリが結構いるぞ。ずうっと見ていくと、チュウシャクシギと同じくらいの大きさで、くちばしが真っすぐのシギがいた。オオソリハシシギだ。顔から胸、腹に赤褐色がなく、図鑑を見ると♀の夏羽のようだ。しばらく観察して、そろそろ蒲生に行こうかと思っていたが、いきなり、とんでもないのが飛んできた。セイタカシギだった。思いもしない「水辺の貴公子」の登場にテンションは一気に急上昇だ。Cimg6309 少し落ち着いて、よく見てみると、一羽の羽色は緑光沢なのに対して、もう一羽は茶色っぽい。図鑑で確かめてみると、茶色っぽいのは♀のようだ。さて、十分にセイタカシギを堪能したあと、蒲生・大沼・岩沼に行ってみた。しかし、・・・蒲生は干潟は出ているが、潮干狩りの人、人、人。鳥影全くなし。わずかにコチドリ4羽。大沼に寄ったが、釣り人ばっかし。コミミ見当たらず撃沈。お昼は岩沼のいつもの場所で食べ、田んぼ巡りをしたが、わずかにシギが3羽飛び立ったのみ。こんな状況で、結局鳥の海に戻ることとなった。しかし、戻ってみると、潮が満ちていて、干潟なし。仕方ないので、海辺のミユビシギにもう一度相手してもらうことにした。一羽だけしか見当たらなかったが、砂山の上の方にムナグロを発見した。Cimg6422 上に上がってみると、夏羽2羽・冬羽2羽の4羽がなかよくまどろんでいた。そして、砂地のくぼみにはハマシギの群れが休んでいた。くぼみをうまく利用して、風を避けているようだ。今日は気温が高く、空気が揺らいで、写真を撮るにはあまりよくない天候だ。きょうは、いろんなシギチを見ることができたし、思いがけずセイタカシギにも出会うことができて、遠征してきたかいがあった。まあ、欲を言えばコミミにも会いたかったが・・・。15時頃出て、帰りは山形自動車道を使って帰った。

【出会った鳥たち】 チュウシャクシギオオソリハシシギセイタカシギムナグロミユビシギハマシギメダイチドリコチドリ

Cimg6035 Cimg6052 Cimg6060 Cimg6146 Cimg6208 Cimg6092 Cimg6128 Cimg6119 Cimg6126 Cimg6102 Cimg6268 Cimg6275 Cimg6281 Cimg6297 Cimg6307 Cimg6388 Cimg6373 Cimg6415 Cimg6368 Cimg6313 Cimg6222

コメント (2)
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