友人に「高山植物見に、蔵王に行かない?」と誘われ、友人二人と蔵王にフラワートレッキング。目的は芝草平のワタスゲ。一面、白いふわふわ綿のじゅうたんが見所だ。ところで、芝草平って、どこ???実は、芝草平に行ったことがなく、どこにあるのかさえも知らなかったのでした。誘ってくれた友人が案内してくれるということで、・・・これは楽しみだ。朝9時の待ち合わせで、いざ蔵王へ。蔵王ハイライン(有料道路)入り口先の駐車スペースにとめる予定だったが、すでに、車は満員御礼の状態。それどころか、道路わきにとめて、駐車違反の紙を貼られた車も。仕方ないので、刈田岳リフト乗り場の駐車場に車をおき、そこからトレッキングコース入口まで歩くこと約1km。道路わきには赤紫色のハクサンチドリがまさに花盛り。その中に白いハクサンチドリ、シロバナハクサンチドリを発見。 コース入口に案内板があり、ここで今日のトレッキングコースを確かめる。小高い山が二つあり、一つ目が前山、二つ目が杉ヶ峰。これを過ぎると、芝草平に至る、約5kmほどのコースだ。歩き始めは緩やかな下りで、三人の会話も弾んだが、前山への登り坂に来ると、三人とも無口になってしまった。途中、イワカガミやマイヅルソウ、アカモノを見つけることができた。「アカモノのまだ若いつぼみは?」「ワカモノ!」などと冗談が言えたのも始めだけ・・・。 しかし、山頂に立つと、やや強い風が疲れた体を癒してくれ、とっても心地よかった。疲れた体に浸み渡る~って感じ。尾根を下ると、チングルマの群生があった。今が一番の見頃といった感じで、とってもきれいだ。歩き始めて1時間半。道の下の方にいくつかの池塘が見えてきた。そこが目的の芝草平だった。ふわふわした綿のようなワタスゲを期待したが、シロツメクサの白いぼんぼこのように見える。時期がちょっと早かったようである。それでも、チングルマと一緒に白いお花畑となっている。ここ芝草平で、木道に腰を下ろしての昼食タイム。 一面の花畑を目の前にして食べるおにぎりは最高においしかった。帰りは、今来た道をUターン。一度通った道なので、この先がどうなっているのか、あとどのくらいで山頂なのかなどがわかって、とても歩きやすかった。帰りも山頂で涼しい風を受けては元気を取り戻し、何とか無事車に戻ることができた。せっかくなので、駒草平に下って、コマクサを観てから蔵王を下ることにした。下るにつれて、げかいの暑さが車の中にも入ってきた。何かさっぱりするものを・・・ということで、山川牧場で濃厚なソフトクリームを堪能して家路についた。今日は33度の予想気温であったが、山の上はとっても涼しく、気持ちの良いトレッキングとなった。ご一緒いただいたお二人さん、お疲れ様でした。
【出会った野鳥and高山植物】 ビンズイ・ウソ・ミソサザイ・コマドリ・ウグイス・シジュウカラ・アマツバメ イワカガミ・チングルマ・ハクサンチドリ・シロバナハクサンチドリ・マイヅルソウ・コバイケイソウ・ゴゼンタチバナ・イワイチョウ・アカモノ・ミネザクラ・ヒナザクラ・ウラジロヨウラク・ツガザクラ
私は6月20日に芝草平まで花見物に行ってきました。ヒナザクラ,チングルマが群生して圧巻でした。
1週間ずれていればお会いできたのですね。残念です。
さてさて,あの大きなアンテナですが,私もアマチュア無線を楽しんでいる人たちだと思っています。
北海道や中四国,関西の人たちとお話ができると思います。遠くの人と交信したらカードの交換などしていたりします。(今でもそうだと思います)
私も昔,無線の免許を持っていました。引っ越しばかりしているので,免許の住所更新が面倒で止めてしまいました。
ニアミスですね。私も蔵王に登ってました。どこかですれ違ってるかもしれませんね。
よく、リフト乗り場付近で鳥見してて、登山姿で歩いてる人を見かけて、「何処に行くんだろう」って思ってたんですけど、正にこれだったんですね。解決です。
もうひとつ、リフト乗り場の駐車場付近で、おっきいアンテナを立ててる人たちは、何をしてるんでしょう?
これも、私の七不思議のひとつです。知ってたら教えてください。