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これが韓国サッカー(10/3城南一和対浦和)

2007-10-04 20:43:16 | 浦和レッズ
昨日のアウェーの城南一和戦、内容的には負けの試合でした。結果的には失点して追い付かれたのですが、よく引き分けに持ち込んでくれたというのが正直な感想です。城南一和というチームは、これまでにJリーグやACLで対戦したどのチームにもない特徴を持っていました。

決して華麗なテクニックを見せるチームではありません。うまいなと感心する選手はFWのモタくらいです。しかし、城南一和の選手は、激しくスペースを狙って動き回り、何度でもこぼれ球に詰める動きができます。グラウンド状態が雨で良くなかったこともあり、韓国サッカーの一般的な特徴が発揮しやすい状況でした。

そのため、パスはカットされ、こぼれ球は相手に一方的に拾われ、前半終了時点の0-1の状況では、負けを覚悟していました。ただ、できれば1点でもいいから、アウェーゴールは取って欲しいと思っていました。

しかし、浦和はこういうチームには、運動量で勝負せず、テクニックで勝負した方が良いと気付いていたようです。同点ゴールの場面で、ポンテの見せた田中達也へのピンポイントクロスは、まさに技術を見せた成果だと思います。

また、ワシントンなら韓国のDFが相手でも当たり負けしないという、もう一つの攻略ポイントもちゃんと狙っていました。シュート自体は入りませんでしたが、ワシントンにボールを入れられると個人技で打開されるという意識を相手に植え付けたことでしょう。その結果が、金東鉉にワシントンが倒されたPKにつながったと思います。

PKキッカーは今後もポンテですね。しかし、浦和の選手のコンディションは相当限界まで来ているようです。後半の残り10分の足の止まりぶりには、なんとか引き分けでしのいでくれと、祈る気持ちで見ていました。次の大分戦はかなり心配ですが、今はよく戦ってくれた選手を讃えたいと思います。

また、雨の中、合羽も着ないで濡れながら、DHLのお揃いのレプリカで応援したサポーターにも頭が下がります。ACLの戦いはサポーターにとっても死闘なのですね。ホームの第2戦に参戦しますが、そんなサポーターの心意気を感じて、試合を見たいと思います。
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