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Kobby loves 埼玉&レッズ

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ミラノの思い出

2007-10-15 20:44:40 | 雑記
今日もサッカーネタはお休みにして、10年ほど前に卒業旅行で行ったイタリア北部の街、ミラノの思い出です。私は、当時セリエAの試合を見に行くツアーでミラノを訪れましたが、ミラノの空港が夜霧に煙って、何も見えなかったことは忘れられません。あとで聞いた話では、ミラノは霧の都と言われているようで、早速最初からミラノのイメージが決まりました。

また、私がミラノへ行ったのは、真冬の2月で、連日どんよりと曇った空が続きました。ちょっと憂鬱になりそうな空で、冬の欧州に滞在すると気分がすぐれないという人は多いようです。ただ、この時期に行って良かったこともあります。それは、キリスト教の祝祭の復活祭とちょうど重なったことです。

街に仮装した多くの人が繰り出して、陽気に紙吹雪を撒く姿には、イタリア人のお祭り好きが現れています。もっとも、調子に乗って整髪料の白い泡を撒く人がいて、私はコートに直撃を受けましたが。

ミラノはイタリアが統一されるずっと前から、都市国家として栄えた街で、中世の建物が今でも残っています。最古のアーケードと言われているガレリアや、派手な彫刻に彩られた大理石のドゥオモ、レンガの塀と堀に囲われたスフォルツェスコ城を見てきました。この街は非常に歩きやすい街で、古い建物の並ぶ旧市街には幹線道路は一切通していません。

そのため、車が少なく、石畳の街を堪能することができました。イタリアのように伝統のある街では、旧市街には車は入れないというのが一般的だそうです。ただ、やはりイタリアですから、治安は日本と同じ感覚では通用しません。新聞を大きく広げて立っている人を見たら要注意です。その新聞を通行人の体に押しつけて、その隙にズボンのポケットを狙うからです。

海外旅行では、ホテルの部屋に帰って鍵を掛けるまでは安心できないので、精神的に疲れますが、外国の文化を直接生で見るのはいろいろな感動を与えてくれます。もう一度機会があれば行ってみたいものです。また、当時見たセリエAの試合はユベントス対ACミランでした。その試合のことは、また別の機会に書きたいと思います。たぶん、クラブW杯でACミランが来日する直前に書くと思います。
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