Kobby loves 埼玉&レッズ

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世界女子のトップレベル(なでしこ対ドイツ)

2007-10-06 20:34:32 | レディース
9/17に行われた、なでしこジャパン対ドイツ女子代表の試合を今更ながらビデオ観戦しました。ドイツが最終的には今回の女子W杯を優勝したので、女子サッカーのトップレベルと当たったときのなでしこの出来はどこまでだったのだろうと思い、0-2で負けたという結果だけは知っていたこの試合を見てみました。

確かに、シュート数でもスコアで見ても、圧倒的な差がついた試合でしたが、内容を見ると、なでしこは意外とパスを回せています。運動量、敏捷性だけなら、日本の女子はそれほど世界に負けていません。パスの技術もドイツ相手に通用していました。ただ、個人の持っている高さだけは、どうしても世界のトップレベルとは差があります。

そのため、なでしこを率いる大橋監督が立てた作戦は、守備の人数を増やして、帰陣を早くすることでドイツの個の力に対抗しようとしました。ただ、そうすることによって、FWが永里一枚になってしまい、なかなかドイツの強力なDFに対抗できなくなってしまいました。

そんな工夫で、何とか耐えていたなでしこですが、どうしてもかなわない点が一つ見つかってしまいました。それはCKです。相手が正確にボールを入れてくると、どうしても体の強さに差があるため、最初の競り合いで相手に有利なようにボールを落とされてしまいます。

こればかりは、なでしこの全員を168cm(最長身)の宮本にするわけにはいきませんから、どうしてもどこか弱いところが出来てしまいます。また、ドイツはここで攻めると決めたときの集中力の高さは抜群でした。うまくなでしこのミスを拾うと、あまり手数をかけずに単純に攻めてきます。その攻撃で、なでしこは次第に体力を消耗していきました。

ただ、思っていたほどの完敗では無かったことは、北京五輪に向けて一つの収穫です。一方的なプレッシャーにさらされて負けたわけではなく、CKとPKの2失点です。澤の個人技もある程度通用していました。あとは、荒川、永里の2トップをスタメンで出しても守りきれる技術がなでしこにつくかどうかでしょう。

川渕キャプテンが、女子の方が世界のトップレベルは近いと話していましたが、確かに昨年の男子のドイツW杯での日本対ブラジル戦に比べたら、遥かに善戦です。できれば澤が現役のうちに、なでしこが世界を驚かせる試合を見たいですが、北京でその可能性はわずかですがあると感じました。
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キンモクセイの花

2007-10-06 13:56:47 | 雑記
自宅のキンモクセイが満開になりました。秋晴れの空に、この芳香が漂ってくると、秋本番を実感します。しかし、かつては自宅にキンモクセイがあることに気付いていない時期もありました。マラソンに明け暮れた当時は、自宅の庭に目をやることはなく、単に走って通り過ぎるだけの場所でした。

そんな私が変わったのは、病気療養の期間でした。ふさぎこむ私を、父が散歩に誘ってくれました。そんなときに、キンモクセイの香りを教えてくれて、「ほら、これが秋らしい香りだろう」と言ってくれました。それまで、家の周りの植物など気にしたことのなかった私は、この散歩以来家の周りの花を見るようになりました。

人間、何歳になっても成長できるとは言いますが、この散歩は大人らしい落ち着きを覚えるきっかけになったのではと思います。今も、父には感謝しています。
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