昨日のACL準決勝の城南一和戦、熱くなる好試合でした。城南一和はモタの欠場で、イタマルを1トップに置いた4-5-1の布陣できました。トップ下の8番がFWの位置に上がって2トップ気味にも見えましたが、チェ・ソング(7番)は完全にMFで、この布陣ではアーリークロスを何度でも競る城南らしさは出ないと思っていました。
城南が長身FWに当ててこぼれ球を狙うサッカーをする以上、浦和は同じ土俵で勝負してはだめで、技術で勝負すべきと思っていました。その答えは、ワシントンの先制点を演出したポンテの長いクロスに現れていました。フィールドを広く使い、肉弾戦を避けてスペースで勝負するサッカーを見せれば、十分に勝てると思っていました。
そんな流れを変えたのは、城南の選手交代でした。6番のボランチを下げて、長身FWの金東鉉を入れて2トップにしてきました。金東鉉は、この日の坪井ではマークしきれないほど好調でした。この金東鉉の投入で、城南らしいパワフルなサッカーができるようになりました。
また、イタマルの個人技も予想外でした。第1戦では、イタマルはポストプレーしかしない脇役で、モタに点を取らせる動きが目につく選手でした。しかし、この試合では坪井や闘莉王のマークを振り切って、自らシュートを狙いました。得点こそないですが、城南の2点は両方イタマルが絡んでいます。
浦和にとっては、1失点までは計算していたと思いますが、アウェーゴールの優位が吹き飛ぶ2失点は完全に誤算でしょう。苦しくなった浦和ですが、埼スタの大声援とポンテのFKという武器は残っていました。長谷部のゴールで、ヘディングで折り返したのは阿部勇樹ですが、阿部勇樹は獅子奮迅の活躍で相手の追加点を封じてくれました。
坪井や闘莉王が前に出ているピンチで、阿部勇樹が体を張って守ってくれなければ、浦和はあっさり敗北していたことでしょう。ただ、後半の最後から延長戦にかけては、完全に城南のペースでした。ロングボールを蹴って競るだけでなく、サイドの攻防も城南優位でした。
新聞報道では、浦和の選手は足をつっていて、引き分けに持ち込むのがやっとだったそうです。PK戦は、サポーターの力が大きな要因になったと思います。スタジアムにある全ての大旗をゴール裏に集結させて、城南のPKのときに振って、集中力を乱そうとした頑張りは実りました。ついに決勝です。ここまで来たら優勝しましょう。
城南が長身FWに当ててこぼれ球を狙うサッカーをする以上、浦和は同じ土俵で勝負してはだめで、技術で勝負すべきと思っていました。その答えは、ワシントンの先制点を演出したポンテの長いクロスに現れていました。フィールドを広く使い、肉弾戦を避けてスペースで勝負するサッカーを見せれば、十分に勝てると思っていました。
そんな流れを変えたのは、城南の選手交代でした。6番のボランチを下げて、長身FWの金東鉉を入れて2トップにしてきました。金東鉉は、この日の坪井ではマークしきれないほど好調でした。この金東鉉の投入で、城南らしいパワフルなサッカーができるようになりました。
また、イタマルの個人技も予想外でした。第1戦では、イタマルはポストプレーしかしない脇役で、モタに点を取らせる動きが目につく選手でした。しかし、この試合では坪井や闘莉王のマークを振り切って、自らシュートを狙いました。得点こそないですが、城南の2点は両方イタマルが絡んでいます。
浦和にとっては、1失点までは計算していたと思いますが、アウェーゴールの優位が吹き飛ぶ2失点は完全に誤算でしょう。苦しくなった浦和ですが、埼スタの大声援とポンテのFKという武器は残っていました。長谷部のゴールで、ヘディングで折り返したのは阿部勇樹ですが、阿部勇樹は獅子奮迅の活躍で相手の追加点を封じてくれました。
坪井や闘莉王が前に出ているピンチで、阿部勇樹が体を張って守ってくれなければ、浦和はあっさり敗北していたことでしょう。ただ、後半の最後から延長戦にかけては、完全に城南のペースでした。ロングボールを蹴って競るだけでなく、サイドの攻防も城南優位でした。
新聞報道では、浦和の選手は足をつっていて、引き分けに持ち込むのがやっとだったそうです。PK戦は、サポーターの力が大きな要因になったと思います。スタジアムにある全ての大旗をゴール裏に集結させて、城南のPKのときに振って、集中力を乱そうとした頑張りは実りました。ついに決勝です。ここまで来たら優勝しましょう。