忙しいと、どうしてもワールドサッカーのチェックが後回しになりがちでしたが、今回のようなGWの時期はチャンスなのでビデオでマンチェスターC(以下シティ)対Rマドリード(以下レアル)の欧州CL準決勝第1戦を見ていました。結果の0-0は知っていましたが、ジダン監督のレアルがどういうサッカーをしているかに興味がありました。
今回、レアルのエースストライカー、ロナウド(7番)が負傷でベンチからも外れていました。チーム総得点の半分以上を稼いでいるロナウドの不在は痛いですが、ロナウド不在時のレアルは別のオプションを持っていることがわかりました。そのオプションとは、攻撃時に4-3-3に、守備時に4-1-4-1に変化させる可変システムです。
ロナウドがいれば、彼の力は攻撃で使うべきですから、ウイングに守備をさせるこの可変システムはありえません。いないからこそ、サイドのベイル(11番)とバスケス(18番)を中盤のラインに下げ、中盤を厚くして守らせるという発想が出てきたと思います。それでも、この試合はシティのペースで始まっています。
シティのゲームプランが、立ち上がりの時点でうまくはまったからです。普段はパスを回すポゼッションサッカーのシティですが、この日は相手のレアルがモドリッチ(19番)の縦パスを軸に組み立てることを読んで、そのパスをカットしてからの堅守速攻で攻めてきました。シティの1トップが、興梠慎三タイプのスピード型のアグエロ(10番)であり、トップ下にスピード型のデブルイネ(17番)を置いているのは堅守速攻が狙いだと思います。
アグエロとデブルイネは、入れ替わりながら交互にゴール前に進出し、レアルを攻め立てましたが、シティの左MFのシルバ(21番)が相手ボールを奪うためにスライディングに行ったところで足を負傷したことで試合の流れは変わります。シルバに代わって出てきた72番の若手は、FWタイプの選手で、どうしても流れの中でアグエロの横へ動いてしまいました。
そのため、中盤でボールが落ち着かなくなり、カウンターのパスコースが減ったことから、次第にレアルがラモス(4番)のセットプレーの強さを軸に攻め返し、強さを見せての引き分けです。ロナウドが第二戦に出てくるようなら、レアル有利は動かないのではと予想しています。
今回、レアルのエースストライカー、ロナウド(7番)が負傷でベンチからも外れていました。チーム総得点の半分以上を稼いでいるロナウドの不在は痛いですが、ロナウド不在時のレアルは別のオプションを持っていることがわかりました。そのオプションとは、攻撃時に4-3-3に、守備時に4-1-4-1に変化させる可変システムです。
ロナウドがいれば、彼の力は攻撃で使うべきですから、ウイングに守備をさせるこの可変システムはありえません。いないからこそ、サイドのベイル(11番)とバスケス(18番)を中盤のラインに下げ、中盤を厚くして守らせるという発想が出てきたと思います。それでも、この試合はシティのペースで始まっています。
シティのゲームプランが、立ち上がりの時点でうまくはまったからです。普段はパスを回すポゼッションサッカーのシティですが、この日は相手のレアルがモドリッチ(19番)の縦パスを軸に組み立てることを読んで、そのパスをカットしてからの堅守速攻で攻めてきました。シティの1トップが、興梠慎三タイプのスピード型のアグエロ(10番)であり、トップ下にスピード型のデブルイネ(17番)を置いているのは堅守速攻が狙いだと思います。
アグエロとデブルイネは、入れ替わりながら交互にゴール前に進出し、レアルを攻め立てましたが、シティの左MFのシルバ(21番)が相手ボールを奪うためにスライディングに行ったところで足を負傷したことで試合の流れは変わります。シルバに代わって出てきた72番の若手は、FWタイプの選手で、どうしても流れの中でアグエロの横へ動いてしまいました。
そのため、中盤でボールが落ち着かなくなり、カウンターのパスコースが減ったことから、次第にレアルがラモス(4番)のセットプレーの強さを軸に攻め返し、強さを見せての引き分けです。ロナウドが第二戦に出てくるようなら、レアル有利は動かないのではと予想しています。