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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

悪いなりに頑張った(5/8大宮対浦和)

2016-05-08 20:41:11 | 浦和レッズ
今日のさいたまダービー、大宮対浦和は0-1でアウェイ、浦和の勝利に終わりました。浦和がボールを支配して大宮はカウンター狙いというのは予想できていましたが、この試合はどちらかといえばプラン通りに試合を運んでいたのは大宮という印象です。

その理由は、大宮が浦和のクロスの後のセカンドボールをかなり高い確率で取っていたからです。大宮は押され気味の展開を想定して、FWを家長、江坂、攻撃的MFを泉沢、横谷と動ける選手をスタメンで起用してきました。得点源のムルジャをベンチに置く思い切った手ですが、そのゲームプランが当たってカウンターが家長につながった場面が何度かありました。

事実、家長はフリーでシュートを放ち、ポストをヒットした決定的な場面もありました。4-4-2の後ろ2ラインで引いて守る大宮は、攻撃でボールを切らないと「守り疲れ」の恐れがありましたが、結果こそ浦和のシュートブロックに阻まれていますが、ボールを浦和ゴール前に運ぶことはできていました。

逆に、浦和の方はプラン通りに運んでいなかったと思います。大宮の2ラインコンパクトサッカーが相手なら、長いボールでサイドを変えればアウトサイドの関根か宇賀神が空くと予想していましたが、そういうボールはほとんど出すことができませんでした。持っても展開を変えられなかった、アウトサイドの二人が個人的にも良くなかった印象です。

しかし、浦和はここ数年、優勝を目前にしながら惜しいところで敗れてきた、苦い経験を生かして試合運びがうまくなっていました。得点になった場面は、FKを李が早くリスタートして、武藤が競ってこぼれたところを処理した相手ボランチ岩上のミスを柏木が拾って、武藤とのワンツーで右足を振りぬいたミドルシュートでした。

浦和が、その1点を守り切れたのも試合運びのうまさです。遠藤の加入で最終ラインが落ち着いており、前半積極的に上がっていた槙野もリードを守ることを意識して守備に徹しました。GWの強行日程の最終戦、暑さの影響で運動量はいつもほどではない、と悪条件の試合でしたが、こういう悪いなりに逃げ切るのも、浦和の強さではと思っています。
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