今日の鳥栖戦、0-0の引き分けでした。鳥栖はMF崔誠根を最終ラインに入れて5バックを引き、浦和の1トップ2シャドー、二人のアウトサイドの5人に対して数的同数を保つ考え方でした。Jリーグの相手は、浦和相手にはだいたいこの手です。それでも、浦和は甲府や仙台相手にはこの手を打ち破ってきましたが、ついに前節の新潟戦で守り切られて引き分けました。
特に、今回は韓国遠征帰りの初戦で疲れているのは間違いありません。その試合に、同じメンバーを並べたミシャ采配には疑問を感じました。FCソウルとのアウェイ戦で動きの良くなかった武藤や関根も、同じようにスタメンで起用してきました。その危惧は当たってしまいました。浦和が誇る、1トップ2シャドーが前に張り付いて動かなくなり、ボールが回らないで森脇や槙野が多くボールタッチするという、ボール支配率だけ高くても感心できない内容です。
今季の浦和は、高い位置でボールを取り返す連続攻撃をテーマにチームを作ってきました。その動きはできていたと思います。鳥栖が前に人数をかけていなかったので、鳥栖のパスコースがなくて奪いやすかったという事情もあるでしょう。しかし、李が引いて狙ったダイレクトプレーも、関根や宇賀神が狙ったクロスも、ことごとく鳥栖の壁に跳ね返されました。
今季の浦和の課題として、セットプレーからのゴールが2点とリーグ最下位というものがあります。ミシャがターゲットマンを置かない采配をするので、なかなか合わせる場所がないことと、キッカーの柏木の精度の問題もあります。そのため、この試合では右CKのキッカーを武藤に変える采配を見せました。
武藤のCKの精度はなかなかでした。二度、遠藤の頭に合わせるキックを見せています。浦和のセットプレーは槙野を狙うことが多かったので、遠藤の頭狙いは面白い発想でしたが、残念ながらゴールはなりませんでした。遠目から狙うなどの攻撃の変化が欲しかった、そんな思いです。
それでも、ナビスコ杯の最終戦(6/5)がない浦和は、この鳥栖戦が終わると次は鹿島戦(6/11)まで空きます。そこでどれだけ疲れを抜いて、勝ちが必要な鹿島戦をどう戦うか、埼スタに行って見届けたいと思います。
特に、今回は韓国遠征帰りの初戦で疲れているのは間違いありません。その試合に、同じメンバーを並べたミシャ采配には疑問を感じました。FCソウルとのアウェイ戦で動きの良くなかった武藤や関根も、同じようにスタメンで起用してきました。その危惧は当たってしまいました。浦和が誇る、1トップ2シャドーが前に張り付いて動かなくなり、ボールが回らないで森脇や槙野が多くボールタッチするという、ボール支配率だけ高くても感心できない内容です。
今季の浦和は、高い位置でボールを取り返す連続攻撃をテーマにチームを作ってきました。その動きはできていたと思います。鳥栖が前に人数をかけていなかったので、鳥栖のパスコースがなくて奪いやすかったという事情もあるでしょう。しかし、李が引いて狙ったダイレクトプレーも、関根や宇賀神が狙ったクロスも、ことごとく鳥栖の壁に跳ね返されました。
今季の浦和の課題として、セットプレーからのゴールが2点とリーグ最下位というものがあります。ミシャがターゲットマンを置かない采配をするので、なかなか合わせる場所がないことと、キッカーの柏木の精度の問題もあります。そのため、この試合では右CKのキッカーを武藤に変える采配を見せました。
武藤のCKの精度はなかなかでした。二度、遠藤の頭に合わせるキックを見せています。浦和のセットプレーは槙野を狙うことが多かったので、遠藤の頭狙いは面白い発想でしたが、残念ながらゴールはなりませんでした。遠目から狙うなどの攻撃の変化が欲しかった、そんな思いです。
それでも、ナビスコ杯の最終戦(6/5)がない浦和は、この鳥栖戦が終わると次は鹿島戦(6/11)まで空きます。そこでどれだけ疲れを抜いて、勝ちが必要な鹿島戦をどう戦うか、埼スタに行って見届けたいと思います。