昨日、残業で映像を見ることは叶いませんでしたが、西武ライオンズがロッテに2-1で勝利しました。先発の高橋光成が今季初勝利を挙げましたが、彼のことはまだネタを持っていないので、セーブを挙げた増田達至投手を取り上げます。
増田は社会人野球のNTT西日本からドラフト1位で西武に入団して4年目です。NTT西日本時代はクローザーで、西武は最初から中継ぎや抑えにするつもりで獲得した投手だと思います。がたいの良い体から、最速152kmのストレートを投げる本格派という評判でした。
新人の年に、故障でキャンプに出遅れ、一時二軍暮らしでしたが、それを除けばここまでの3年間ほとんど一軍戦力になっているのは評価できます。去年までの増田は、セットアッパーでした。最初は7回のリリーフから始め、おととし去年は8回、今年はクローザーと少しずつステップアップしています。
彼はストレートの力で抑えるタイプで、変化球はタイミングを外すためにたまに投げる程度です。私の少年時代は150kmを投げる日本人投手は珍しく、日本のプロ野球は変化球ばかりと言われた時期もありました。しかし、今は日本人にも150kmを投げる投手が多くなってきました。理由として考えられるのは、昔は農業や漁業などのために鍛えていた筋肉を野球に転用していたのが、今は野球のための筋肉を計画的に作れるようになったことが考えられます。
増田にとって、去年のシーズンが飛躍の年で、セットアッパーで71試合に登板する活躍でした。試合数が162試合と多いメジャーリーグでは、中継ぎ投手は1イニングしか投げない代わりに、70試合に登板して欲しいというのが期待されていますが、体力的に差がある日本では70試合に登板すると「使いすぎ」と言われます。
しかし、増田は71試合投げた翌年の今年、クローザーに昇格しています。メジャーリーガーができるなら、日本人でも工夫次第で70試合投げられる、そんな時代の変化があるかもしれません。
増田は社会人野球のNTT西日本からドラフト1位で西武に入団して4年目です。NTT西日本時代はクローザーで、西武は最初から中継ぎや抑えにするつもりで獲得した投手だと思います。がたいの良い体から、最速152kmのストレートを投げる本格派という評判でした。
新人の年に、故障でキャンプに出遅れ、一時二軍暮らしでしたが、それを除けばここまでの3年間ほとんど一軍戦力になっているのは評価できます。去年までの増田は、セットアッパーでした。最初は7回のリリーフから始め、おととし去年は8回、今年はクローザーと少しずつステップアップしています。
彼はストレートの力で抑えるタイプで、変化球はタイミングを外すためにたまに投げる程度です。私の少年時代は150kmを投げる日本人投手は珍しく、日本のプロ野球は変化球ばかりと言われた時期もありました。しかし、今は日本人にも150kmを投げる投手が多くなってきました。理由として考えられるのは、昔は農業や漁業などのために鍛えていた筋肉を野球に転用していたのが、今は野球のための筋肉を計画的に作れるようになったことが考えられます。
増田にとって、去年のシーズンが飛躍の年で、セットアッパーで71試合に登板する活躍でした。試合数が162試合と多いメジャーリーグでは、中継ぎ投手は1イニングしか投げない代わりに、70試合に登板して欲しいというのが期待されていますが、体力的に差がある日本では70試合に登板すると「使いすぎ」と言われます。
しかし、増田は71試合投げた翌年の今年、クローザーに昇格しています。メジャーリーガーができるなら、日本人でも工夫次第で70試合投げられる、そんな時代の変化があるかもしれません。