Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ベネズエラから来た本塁打王(エルネスト・メヒア)

2016-05-05 15:26:18 | 他スポーツ
昨日の西武ライオンズ、試合内容は最高でした。メヒア2本、中村1本と3本のホームランが出て8-2という勝利で、ドームまで行った甲斐がありました。今回はそのヒーロー、エルネスト・メヒア選手を取り上げます。

メヒアは南米ベネズエラの出身です。ベネズエラは野球がメジャースポーツという国で、かつてライオンズで活躍したカブレラもベネズエラの出身です。ヒーローインタビューは英語で対応しています。メジャーリーグでプレーするために、必要に迫られて覚えた英語だと思いますが、比較的聞き取りやすい英語を話します。

メヒアはメジャーリーグに上がったことはなく、二軍にあたる3Aが最高という選手です。3Aでは最高30本塁打を放った実績がありますが、おそらく西武ライオンズのスカウトに引っかかった理由は変化球が打てるからだと思います。その見る目は正しく、一昨年は途中入団で34本塁打で本塁打王、昨年は27本塁打を放っています。

今季、メヒアはパリーグのホームランキング争いを独走する13本の本塁打を放っています。西武投手陣が6点取られた負けの内容の試合を、メヒア一人で3本の本塁打で7打点を挙げて逆転勝利を収めた試合もあります。打点も昨日の時点で33打点と主軸として十二分の活躍です。

そのバッティングの内容を見ていると、「失投を逃さない」ことがその好調の理由と感じています。相手投手のスライダーやカーブが高めに抜けると、メヒアは待ってましたとばかりに鋭く振り抜き、かなりの確率で本塁打にしています。昨日の2本は、真ん中低めのストレートを捕らえてライナーで打ったバックスクリーン弾と、スタンドの上段の通路まで届いた特大弾です。

メヒアは大男揃いの野球選手の中でも、198cm118kgという巨体です。昔のブーマー(阪急)のようなメタボ体型ではなく、かなりの部分が筋肉と想像しています。野球という、週6試合を半年間続けるというスポーツは、想像以上に過酷と感じており、今の選手は意図して肉体を大きくして連戦の疲れに備えています。それができているメヒアの活躍は、不思議なことではないと感じています。

























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浦項戦マニアック分析

2016-05-05 14:29:06 | 浦和レッズ
浦項戦は生観戦恒例のマニアック分析をつけます。この試合は、プレーを見たことのない選手が何人かいたので、その動きの質はチェックポイントでした。まずは、右DFでスタメン出場した、元スロベニア代表イリッチが最大の注目ポイントでした。イリッチは、これまでトップの公式戦には絡んでおらず、初めて見る選手でした。

イリッチは、かつてスペインリーグの強豪ベティスで右SBに定着した実績を誇りますが、浦和に来る直前に在籍したチームがレベルの高くないカザフスタンリーグのアストラなので、全盛期の力はないのではと想像していました。かつてスペインで1部でプレーできたほどですから、技術的にはしっかりしており、サイドチェンジのキックなどは森脇と比較しても負けないほどです。

ただ、欠点もあり、それはボールを失ったときの戻りの遅さです。アストラではCBだった理由は、おそらくスピードが落ちていたからだったのでしょう。ミシャサッカーを機能させるためには、カウンターの処理は重要な要素なので、このスピードではDFの真ん中以外では厳しいと思ったのは確かです。それが理由で、ベンチに置いていた森脇と交代させたのでしょう。

また、サブ組主体のメンバーということで、ボールの回りの悪さも気になりました。特に、このメンバーだと武藤の役割ができる選手がいないことを感じます。スペースを見つけてボールを引き出して回りを良くする、そういう地味な動きができる選手がいないと、ダイレクトプレーがミスになってカウンターになる、そんな難しさも感じます。

ミシャが、交代枠をいっぺんに三人使ったのも、疑問の残る采配です。イリッチと高木俊幸を替えるという気持ちは理解できますが、それなら少しずつ交代させて、何かアクシデントが起きたときに備えるというのも必要な采配です。負けても良かったと判断したとは思いたくないですが、そう言われても仕方がないほでの采配になってしまいました。

この結果、浦和は2位通過になり、ベスト16で韓国のFCソウルと対戦します。Jリーグ勢は浦和とFC東京だけが残りましたが、何とか日本チームがアジアで尊敬される存在になりたいという思いがあるので、浦和が上位に行くことでその思いが叶えばと思います。

















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エースに育て菊池雄星(5/4西武対オリックス8回戦)

2016-05-05 14:04:16 | 他スポーツ
昨日、GWの恒例行事になっている、西武プリンスドームでの野球観戦をしていました。西武先発は菊池雄星、オリックス先発は東明でした。菊池雄星の立ち上がりは不安定でした。カーブが明らかに抜けており、見送られてカウントを悪くしてストライクを取りに行ったストレートを狙い打ちされて1回、2回と連続タイムリーを浴びて2点をリードされました。

今季、1勝4敗、防御率3点台後半と結果を残していない菊池雄星にとっては嫌な展開でしたが、それでもこの試合はわからないというのはスタンドにも伝わってきました。理由はオリックス先発東明が良くなかったからです。1回は2四球で満塁のピンチ、2回も木村昇吾にタイムリーを打たれて1点差にされています。こちらも、変化球がボールになるので、ストライクを取りに来るストレートが打てる展開でした。

オリックスベンチが、リリーフの海田、白仁田の準備を2回から始めたので、「これは相当、東明が良くないと見ているな」とスタンドからは理解できました。そのタイミングから、菊池雄星の投球が次第にテンポ良くなってきます。課題のカーブで次第にストライクが取れ始め、スライダーでもストライクが取れるので、相手打線は的を絞れなくなって凡打の山を重ね始めます。

菊池雄星は、今季は結果が出ていないとはいえ、少しずつですが力がついています。理由は、比較的厳しいと言われる西武プリンスドームのスピードガンでMax151kmが出ていることです。変化球は、カウントを整えるのに使って、勝負球は低めにストレートを投げれば、これだけの球威があれば相手打線を詰まらせることができます。

そうしているうちに、西武打線が東明の真ん中のストレートを捕らえ始め、4回は相手のエラーで同点に追いつくと、5回に栗山、中村の連続安打で得た1,2塁のチャンスにメヒアがバックスクリーン直撃のライナー本塁打を放って東明をマウンドから降ろします。

菊池雄星は7回まで投げて2失点と、結果を出して2勝目を挙げました。今季は初の開幕投手になった菊池雄星、そろそろ西武投手陣の軸になって欲しい投手です。その期待に、応えられる日はそう遠くはないかもしれない、そんなことをスタンドで感じていました。



























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