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改善はあったが(サンウルブズ対ストーマーズ)

2016-05-16 20:11:07 | 他スポーツ
サンウルブズ、土曜の夜に中立地シンガポールでストーマーズ(南アフリカ)と対戦していました。結果は17-17の引き分けです。ラスト1分までリードしながら、最後に同点トライとゴールを決められた痛い引き分けです。

ただ、試合内容を見ると前節のフォース戦より遥かに改善していました。それは、タックルで倒された後でターンオーバーをされる回数が大きく減っていたことです。個人の当たりの弱さは、サンウルブズにつきまとっていた課題でしたが、この日はストーマーズにタックルされても落ち着いてマイボールをキープできるだけの強さを持っていました。

守備も改善していました。中継したJ-SPORTSの実況によれば、南アフリカのチームはパワーラグビーで比較的まともに当たりに来るようです。前節、フォースのパス回しのトリックプレーに苦しんだサンウルブズですが、ストーマーズの突進を止められていました。

ラグビーは、何回マイボールで展開しているかで「フェーズ(数字)」と言いますが、今回サンウルブズは最大フェーズ20まであったストーマーズの攻撃を抑え切る強さもありました。最後のトライピンチをしのげなかったのは残念ですが、ストーマーズは南アフリカカンファレンス首位の強豪なので、この試合内容ができれば何回か勝てるはずだと思います。

もちろん、この試合の会場がシンガポールだった影響はあるでしょう。ラグビーは基本的に冬のスポーツで、暑い時期はオフです。熱帯のシンガポールでの試合は、普段冬の南アフリカでプレーするストーマーズには厳しい条件だったでしょう。ストーマーズにノックオンやスローフォワードなどの凡ミスの反則が多かったことは、おそらくそれが理由でしょう。

今回、J-SPORTSの中継でラグビーというスポーツが高度な統計データを取っていることにも気付きました。一見、勢いとか流れとか目に見えない要素で形容されがちなラグビーで、前述のフェーズの他にもラインアウト成功率、スクラム成功率、ボール支配率など様々な数値で試合内容が示されます。

そんな数値データを参照して書けば、また違った形のゲームレポートも書けるかもしれないと、ラグビーの面白さをまた発見した気分です。
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