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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

パスの回し方(サンウルブズ対フォース)

2016-05-07 22:09:57 | 他スポーツ
今日はスーパーラグビー(SR)のサンウルブズ(日本)対フォース(豪州)を秩父宮ラグビー場で見ていました。今日はあまりの暑さで手持ちのコンパクトデジカメがオーバーヒートしてしまって動かなくなりました。家に帰って充電すると復活したので、それまでに撮った写真は無事でしたが、試合中の写真が一枚もないのは残念です。写真は試合前のウォーミングアップで撮っていた写真で代替します。

それはともかく、試合は22-40とサンウルブズの大敗でした。フォースは今季1勝8敗と負けが込んでいた相手ですが、この日の内容を見ると力の差があることは認めざるを得ません。サンウルブズが勝つためには、キックの成功率は100%近く、パス回しのミスは可能な限り少なくというのが必要で、2度もパスをインターセプトされるなどミスが出たこの試合の敗戦という結果は必然だったと思います。

フォースは、ブラーシェ(14番)の個人技が切れていました。プライアー(10番)、ブラーシェ、ヘイレット=ピティ(15番)には振り回された印象で、鮮やかともいえるステップワークでした。接点も強く、サンウルブズが倒された後のラックをターンオーバーされる場面は、残念ながら多かったと言わざるを得ません。

そんなフォースの強さは、パスの回し方ではないかと想像しています。走っている方向と同じ方向にパスを出すことは、オーソドックスな方法ではありますが読まれやすいです。この日のフォースは、走っている方向と逆にパスを出したり、真後ろにパスを出したりする動きでサンウルブズの守備網を混乱させていました。

また、オフサイドで得たFKをクイックリスタートさせて、逆サイドで待っていたウイングに正確に配球もしています。そんな、サンウルブズの想像を上回る工夫を、この日のフォースはしていた印象です。

もっとも、サンウルブズにできない手ではありません。途中から、ピシ(10番)とフィルヨーン(15番)で真後ろにパスを回すプレーを試したところ、フォース守備陣を少し惑わせました。集散を早めて、人数をかける攻撃ができれば、こういうバリエーションもサンウルブズも持っていると思います。この日のサンウルブズには、初めてのSRのシーズンの疲れが忍び寄っているようだとも感じます。

また、山田(14番)が2トライ、カーペンター(13番)もトライを決めるなど4トライを挙げています。守備は課題が残ったものの、攻撃は山田の復帰で上積みがあると感じました。あとは高い集中力で、確実にチャンスをものにするラグビーを目指して欲しいです。

































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ブラコビーin神宮外苑2

2016-05-07 21:16:27 | 雑記
今日は、秩父宮ラグビー場でのスーパーラグビーの試合前、ちょっと寄り道して神宮外苑を前回とはコースを変えて散歩していました。本家ブラタモリは「高低差ファン」「下を向いて歩こう」などの名言を残していますが、こちらは「寄り道は三文の得」です。試合には間に合うように早めに家を出ているので、ちょっと興味を持ったらすぐに脇道に入る寄り道をして写真を撮るのがいつものパターンです。



旧国立競技場の跡地です。今はただの草地ですが、ここに近代的な競技場ができて、いろんな試合が開催されるはずだと想像するのは楽しみです。



脇道を入って、神宮外苑の森の中に入ってみました。神宮外苑、森の美しさは知っていましたが、中に入れる道があるのは意外な発見でした。



その道の出口はここ、聖徳記念絵画館です。



なんじゃもんじゃの木という別名のある、ヒトツバタゴの白い花です。



少し進んでいくと、また森の中を寄り道できる道が見つかりました。







ここは、かつての陸軍の練兵場跡で、明治天皇がこのあたりで日露戦争の凱旋記念の観兵式で軍隊を見たと伝わる榎があります。



銀杏並木です。



旅のゴール、秩父宮ラグビー場です。試合内容は別記事で書きます。
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攻め方を変えたレアル(Rマドリード対マンチェスターC)

2016-05-07 19:23:30 | ワールドサッカー
今朝、ラグビーに出かける前の時間を使って、欧州CLの準決勝2ndレグ、Rマドリード(以下レアル)対マンチェスターC(以下シティ)を見ていました。こういう、ホームアンドアウェイの戦いは、第1戦で出た課題をどう修正するか、チームマネジメントが表に出るので好きです。

第1戦はスコアレスドローでした。結果は勝てなかったとは言え、ホームのシティがモドリッチ(19番)の出す縦パスに狙いを絞ったカウンター狙いを見せました。それを見たレアルのジダン監督は、戦い方を少し変えてきました。

この試合は、ユーティリティプレーヤーのクロース(8番)がアンカーに入っていました。レアルのゲームプランは、モドリッチでなくクロースを起点に攻めるものでした。この狙いはうまくいきました。理由は、クロースの対面にいた、シティのトップ下のヤヤ・トゥーレ(42番)が負傷明けで動きが鈍かったからです。

シティは怪我人が続出しており、本来このポジションで起用したいシルバが、第1戦で負傷していました。アタッカータイプのスターリング(7番)がいますが、彼も負傷明けで90分使うのはリスクがありました。しかし、結果はスターリングでなくヤヤ・トゥーレを起用した采配がミスだったことになりました。

ボール支配率こそ、レアルとシティの差は小さかったですが、クロースが楽にボールを持てることでレアルはゆっくり組み立てることができました。クロースのサイドチェンジから、右SBカルバハル(15番)をオーバーラップさせる攻撃が面白いように機能していました。記録はオウンゴールになったものの、レアルの先制点もその形で、カルバハルからベイル(11番)にパスが出て、角度のないところからゴールになりました。

この試合では、レアルのエースストライカー、ロナウド(7番)が復帰していました。ロナウドらしい、ドリブルの強さとヘディングの強さを兼ね備えたストライカーらしいところは見られましたが、この日はノーゴールに終わったロナウドは本調子ではないです。スペインリーグで、メッシとロナウドが試合数を上回るゴール数の得点王争いが展開されている以上、ゴールという結果はジダン監督も期待していたでしょう。

それでも、シティに勢いが戻ったのは、後半16分のヤヤ・トゥーレoutスターリングinの交代からでした。1点でも入れるとアウェイゴールで勝ち抜けになるシティは必死で攻めましたが、ジダン監督仕込の攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1の可変システムが機能し、その1点を守り切ったレアルがトータルスコア1-0で勝ちぬけを決めました。

決勝は、Aマドリードが相手になります。RマドリードとAマドリードは3年連続でCLで対戦しており、2年前は決勝、去年は準々決勝でした。サガン鳥栖のような2ラインコンパクトサッカーを引くAマドリードの堅守を、レアルがどう崩すか、楽しみにしたいと思います。
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