ドイツ、ブンデスリーガのフライブルク対ブレーメンを見ました。もちろん大迫勇也が目当てですが、残念ながらベンチスタートでした。そういうときはマニアックに戦術的なところを見ます。フライブルクは3-5-2で、苦しいときは5バック気味にしてでも守る意識を徹底しており、ブレーメンのダブルボランチの前のスペースを使うと攻撃の約束事もはっきりしていました。
これに対し、序盤は好調だったブレーメンは、3連敗中と勢いが止まっています。その3連敗の映像を見たわけではないので推測ですが、ブレーメンの4-4-2で中盤をダイヤモンド型に組む形を狙われたのでしょう。この布陣は、どうしても1ボランチのところのカバーが手薄になるので、ブレーメンがトップ下の大迫勇也をベンチスタートにして、ダブルボランチを使って守備を安定させる選択に出たことは理解できます。
そんな試合は互角の展開で進みますが、フライブルクのシュートに対し、ブレーメンDFがハンドしたとビデオ判定の結果が出てPKになり、これが決まってフライブルクが1点を先制します。こうなるとブレーメンは攻めに出ざるを得なくなり、FWのハルニクに代わって大迫勇也が途中から出場してきます。大迫はW杯でも点を取ったように、得意なヘディングシュートでゴールを狙いますが相手GKの好守に阻まれます。
ブンデスリーガは、格下側が洗練された戦術を見せるところが日本とは違うと感じます。この日も攻めに出たブレーメンに対し、フライブルクがカウンターを機能させて逆にゴールを脅かす場面を多く作っています。1部常連のブレーメンとは違い、フライブルクは1部と2部を往復するチームで、チーム力には差がありますが、決してブレーメンが押し込んで圧倒した後半ではなかった印象です。
しかし、最後の最後にドラマがありました。ブレーメンのCKから、DFの選手がヘディングシュートを決めて同点に追いつき、試合は1-1の引き分けに終わりました。最後は40歳のFWピサロを入れて攻めに出ていたブレーメンの執念はギリギリのところで実りました。そういう、奇跡的なことも時には起こりますが、試合としてはフライブルクがうまく運んだ内容でした。
また、会場となったフライブルクのホーム、シュバルツバルトスタジアムも雰囲気を感じます。小さなスタジアムで、屋根も柱があって観客にとっては見にくいでしょうが、そういうスタジアムを満員にして声援を送った、フライブルクのファンの気持ちも感じられた試合でした。
これに対し、序盤は好調だったブレーメンは、3連敗中と勢いが止まっています。その3連敗の映像を見たわけではないので推測ですが、ブレーメンの4-4-2で中盤をダイヤモンド型に組む形を狙われたのでしょう。この布陣は、どうしても1ボランチのところのカバーが手薄になるので、ブレーメンがトップ下の大迫勇也をベンチスタートにして、ダブルボランチを使って守備を安定させる選択に出たことは理解できます。
そんな試合は互角の展開で進みますが、フライブルクのシュートに対し、ブレーメンDFがハンドしたとビデオ判定の結果が出てPKになり、これが決まってフライブルクが1点を先制します。こうなるとブレーメンは攻めに出ざるを得なくなり、FWのハルニクに代わって大迫勇也が途中から出場してきます。大迫はW杯でも点を取ったように、得意なヘディングシュートでゴールを狙いますが相手GKの好守に阻まれます。
ブンデスリーガは、格下側が洗練された戦術を見せるところが日本とは違うと感じます。この日も攻めに出たブレーメンに対し、フライブルクがカウンターを機能させて逆にゴールを脅かす場面を多く作っています。1部常連のブレーメンとは違い、フライブルクは1部と2部を往復するチームで、チーム力には差がありますが、決してブレーメンが押し込んで圧倒した後半ではなかった印象です。
しかし、最後の最後にドラマがありました。ブレーメンのCKから、DFの選手がヘディングシュートを決めて同点に追いつき、試合は1-1の引き分けに終わりました。最後は40歳のFWピサロを入れて攻めに出ていたブレーメンの執念はギリギリのところで実りました。そういう、奇跡的なことも時には起こりますが、試合としてはフライブルクがうまく運んだ内容でした。
また、会場となったフライブルクのホーム、シュバルツバルトスタジアムも雰囲気を感じます。小さなスタジアムで、屋根も柱があって観客にとっては見にくいでしょうが、そういうスタジアムを満員にして声援を送った、フライブルクのファンの気持ちも感じられた試合でした。