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クラブW杯決勝(12/22Rマドリード対アルアイン)

2018-12-24 17:32:28 | ワールドサッカー
クラブW杯の決勝戦、Rマドリード(以下レアル)対アルアイン(UAE)の映像を見ていました。アルアインは開催国代表で、ウエリントン(NZ)、エスペランス(チュニジア)、リバープレート(アルゼンチン)を破って決勝戦に駒を進めてきました。これは快挙ですが、レアルが2試合目に対しアルアインは4試合目ということで、コンディションの差は確実にあると思われます。

レアルの試合の入り方は注目でしたが、鹿島戦のようにゆっくりとした入りはしてきませんでした。いつものレアルに戻ったような、序盤からアルアインの守備に対しプレスに行き、アルアインはどうしても前線のベリとカイオ以外の8人は自陣に引かされる展開を強いられます。それでも、アルアインはレアルDFマルセロのバックパスのミスを74番が拾う決定機もありましたが、これはシュートをレアルCBセルヒオ・ラモスがゴールの中に入ってクリアするスーパープレーで防がれます。

マニアックにレアルの戦い方を見ていましたが、レアルはCFタイプで真ん中にいるベンゼマと、サイドからスピードを見せるベイルが多くのチャンスをシュートまで行ける特徴があります。ユベントスに移籍したロナウドがいた頃はシュートはロナウドの役目でしたが、ロナルドが抜けて代わりに入っているのはMFの仕事もできるルーカス・バスケスなので、Lバスケスがシンプルに裏に出してからベンゼマとベイルのスピードを使って攻めると明確に決めていました。

このシンプルな狙いで、アルアイン守備陣は完全に後ろを向かされて苦しい展開を強いられます。その後ろを向かされるタイミングは、レアルのMFの選手にとっても狙い目だったようで、先制点はマイナスのクロスからのモドリッチの、狙いすましたミドルシュートでした。前半こそ1-0だったものの、アルアインが勝てそうな機会はまったくと言っていいほどなかった前半でした。

後半はレアルにも余裕ができて、後ろでパスをつなぎながらサイドへ出し、アルアインが誇るカイオとベリの2トップにボールを入れさせないことができました。こうなればレアルのもので、CKからアンカーのジョレンテのシュートで2点目を入れて試合はほぼ決しました。最終スコアは4-1で、レアルはクラブW杯史上初の3連覇を達成することになりました。

クラブW杯の3連覇には、欧州CLを3連覇する必要があるので、相当難しい記録です。今年のチームは多少力が落ちており4連覇は難しそうに見えますが、レアルというチームが強いという印象を刻むには十分でした。
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