Kobby loves 埼玉&レッズ

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浦和レッズ、C大阪FW杉本健勇獲得

2018-12-18 22:40:24 | 浦和レッズ
浦和レッズは、来期の戦力として、C大阪FW杉本健勇選手の獲得を発表しました。一昨年は22得点と結果も出しているFWで、今季こそ5得点と不振だったものの、復活を信じての獲得でしょう。浦和は天皇杯の優勝でACLへの出場が決まっており、すべてのポジションで複数の選手を使い分ける必要があることから、FWの補強は急務でした。

プレースタイルはポストプレーヤーです。長身を生かしてキープする選手で、1トップでも2トップでも対応可能です。今季の浦和は、3-5-2にして興梠のサポートに動ける武藤を置いてから機能するようになったので、興梠がやっていた前でキープする役割を補完することになるでしょう。シュートのテクニックも十分持っていると思います。

今はDFの槙野やマウリシオが頼みの、セットプレーからの得点も期待できます。浦和はセットプレーでターゲットにできる選手が少ないチーム事情があるので、もし柏木が来年も今季と同じくらいのCKの精度を見せれば、杉本健勇のゴール数も増えることになるでしょう。日本代表にも選ばれましたが、代表では大迫と比較されてしまうため、どうしてもボールをもらうときに引いてしまうのが気になってしまいます。

彼がスターダムにのし上がった時期は、2012年のロンドン五輪の頃です。当時、同じC大阪から山口蛍と扇原貴宏が選ばれていたので、あえてJ2の東京Vにレンタル移籍してどうしても五輪に行きたいという夢を叶えます。当時、10代の五輪代表は彼一人で、有望な若手が出てきたと楽しみにしたことを思い出しました。

ACLとの並行日程はターンオーバーは避けて通れないテーマなので、杉本健勇はリーグ戦重視かACL重視かはわかりませんが、これまでにいないタイプのFWなので、いろんなバリエーションを増やせる補強だと思います。味方になって、プレーを観察する楽しみもできました。来年の開幕、待ち遠しいです。
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リバプール対マンチェスターU前半

2018-12-18 21:55:36 | ワールドサッカー
イングランド・プレミアリーグの上位対決、リバプール対マンチェスターUのビデオを見ました。リバプールは昨年の欧州CLで準優勝し、今季も開幕から首位を走るなど充実期を迎えています。しかし、この日の相手は名将モウリーニョが率いるマンチェスターU(以下マンU)です。そう簡単には、リバプールの前からプレスに行くサッカーはさせてもらえなかったのではと思ったのが、この試合を見たきっかけです。

仮説は見事に覆されました。リバプールは高い位置から取り返しに行く、いつものプレッシングサッカーをマンU相手にも見事に披露しました。この日のリバプールは4-2-3-1の布陣で、左MFに守備力のあるナビ・ケイタが入っているところがポイントでした。ケイタのところで相手左SBダロットからボールを取れるので、そこから逆襲に転じる攻撃が可能でした。

もっとも、マンUはこの劣勢で自陣に引かざるを得なかったことで、前にはあまりスペースのない展開でした。この展開だと、カウンターで長い距離を走るタイプのサラーより、短い距離のスピードがあるマネの方が生きます。マネがトップ下気味の位置からさばいて、後ろにいるボランチのファビーニョが狙う場面もありました。

また、リバプールが一方的に支配できたのは、CBのロブレン、ファン・ダイクの2枚が前目で守備をした理由もあります。マンUの縦パスはことごとくカットされ、リバプールが7割近い保持率で圧倒します。フィルミーノのクロスからマネがフリーになって決めた先制点で、この試合の流れは決まったかのように思えました。

しかし、そのまま単純に終わらないところがサッカーの奥深さです。マンUの数少ないチャンスで、ルカクのクロスに対しGKアリソンは弾かずに取りに行く選択をしますが、それがミスになって相手MFリンガードのところにこぼれて、マンUはシュート3本しか打てない前半ながら、ゲームを1-1の同点で折り返すことに成功します。

内容と結果が一致しない、不思議な試合になりましたが、これで後半に両チームがどう動いてくるか、ビデオの続きを見たいという気持ちが出てきました。
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