皇后杯準々決勝、浦和レッズレディース(以下浦和)対AC長野パルセイロをテレビ観戦していました。浦和はベテランの安藤がベンチからも外れ、右MFには19歳の若手、写真の大熊良奈選手が入っていました。また、2トップの一角にも、本来DFの高橋はな選手が入っていました。二人とも高さを持っている選手で、浦和はCKから高さを生かして攻める意図があったものと思われます。
そういう試合でしたが、前半は浦和の前からのプレスがうまく連動していました。アンカーの栗島のところは相手に狙われている印象でしたが、左MFに入った吉良のところから前線の菅澤に入るとチャンスになりました。菅澤が、個人技で相手DFを抜くことができたので、そこで味方が詰めていればと惜しまれる場面もありました。
先制点は浦和に入りました。菅澤にマンツーマンでついていた、DF坂本のヘディングでのクリアが手に当たりハンドになり、浦和ボールのPKになります。これを菅澤自身が落ち着いて決め、前半30分と浦和がいい時間でリードを奪います。その後も、相手DFが高い位置を取るので、その裏にアーリークロスを送ることでチャンスになった場面もありました。
これに対し、長野はFWに入っている横山のチームという印象でした。前半、横山にほとんどボールが入らなかったことで長野はやりたいサッカーがまったくできませんでしたが、横山はFWですがゲームメーカーの役割もこなせるので、後半に浦和の運動量が落ちてから横山にボールが入るようになります。横山のスルーパスを17番が追い、14番は当てるだけでゴールになりそうな決定機も迎えますが、そのシュートが偶然GK池田の正面に飛んでしまうという痛恨のミスでチャンスを潰します。
横山自身も決定機を逃し、押し気味の時間も作っていた長野ですが、浦和が交代カードを切って試合の流れを戻します。まだ、個人技で勝負できるのは菅澤と吉良だけという印象も強いですが、皆でプレスに行って長野の縦パスの精度を落とすという地味な貢献が効いて、この苦しい試合を1-0で浦和が勝利して準決勝に進みます。
もちろん、準決勝の相手日テレはなでしこリーグ最強の相手です。もっとも、これは皇后杯なので延長戦もPK戦もあります。それをうまく利用して、粘り強く戦うことを、浦和には期待したいです。
そういう試合でしたが、前半は浦和の前からのプレスがうまく連動していました。アンカーの栗島のところは相手に狙われている印象でしたが、左MFに入った吉良のところから前線の菅澤に入るとチャンスになりました。菅澤が、個人技で相手DFを抜くことができたので、そこで味方が詰めていればと惜しまれる場面もありました。
先制点は浦和に入りました。菅澤にマンツーマンでついていた、DF坂本のヘディングでのクリアが手に当たりハンドになり、浦和ボールのPKになります。これを菅澤自身が落ち着いて決め、前半30分と浦和がいい時間でリードを奪います。その後も、相手DFが高い位置を取るので、その裏にアーリークロスを送ることでチャンスになった場面もありました。
これに対し、長野はFWに入っている横山のチームという印象でした。前半、横山にほとんどボールが入らなかったことで長野はやりたいサッカーがまったくできませんでしたが、横山はFWですがゲームメーカーの役割もこなせるので、後半に浦和の運動量が落ちてから横山にボールが入るようになります。横山のスルーパスを17番が追い、14番は当てるだけでゴールになりそうな決定機も迎えますが、そのシュートが偶然GK池田の正面に飛んでしまうという痛恨のミスでチャンスを潰します。
横山自身も決定機を逃し、押し気味の時間も作っていた長野ですが、浦和が交代カードを切って試合の流れを戻します。まだ、個人技で勝負できるのは菅澤と吉良だけという印象も強いですが、皆でプレスに行って長野の縦パスの精度を落とすという地味な貢献が効いて、この苦しい試合を1-0で浦和が勝利して準決勝に進みます。
もちろん、準決勝の相手日テレはなでしこリーグ最強の相手です。もっとも、これは皇后杯なので延長戦もPK戦もあります。それをうまく利用して、粘り強く戦うことを、浦和には期待したいです。