Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

11年ぶりの再会?(ACミラン)

2007-12-04 20:33:25 | ワールドサッカー
今日はサッカーネタ復活で、11年前に卒業旅行で見たACミランの思い出です。クラブW杯の決勝のチケットを取った私にとっては、ACミランとは11年ぶりの再会?になります。私が見た1996年当時は、ACミランは第1次黄金時代の後の世代交代の時期でした。

あのロベルト・バッジオがいたチームではありますが、バッジオは本来のポジションでないFWに入ることが多く、あまり輝きは見せられませんでした。当時、攻撃的MFといえば、ユーゴスラビア代表だったサビチェビッチでした。ただ、対戦相手がプレッシングサッカーのユベントスだったこともあり、サビチェビッチの印象はほとんどありません。

むしろ、ボランチのデサイー、アルベルティーニの球さばきの技術の高さが印象に残っています。セリエAの中盤は、ちょっとしたミスも許してくれない厳しさがあって、このボールは弱いなと思ったボールは、たいてい相手にカットされてしまいます。ACミランはこのダブルボランチが司令塔の役割を果たしていましたが、不運なことにアルベルティーニが負傷交代してしまいました。

代わりに出てきたのは、当時19歳の若手、アンブロジーニで、この大一番でプレーするには経験不足でした。彼の不用意なパスミスから招いたピンチは何度かありました。ただ、アンブロジーニは、今でもACミランで現役です。是非出場してもらい、11年の歳月でいかに成長したか見てみたいです。

試合はリベリア代表だったウェアのゴールで、1-1と引き分けました。当時首位だったACミランにとってはアウェーで貴重な引き分けになりました。バレージなど伝説の選手が出ていた、歴史の中の試合ですが、当時から残っている選手はアンブロジーニ以外にもう一人います。それは、ミラン一筋の大ベテラン、マルディーニです。

左SBかCBの選手なので、スタメンで出なかったら見られる確率は低いですが、引退前最後の大一番と意気込む彼の姿を是非見たいものです。
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もみじの永観堂

2007-12-03 21:02:05 | 雑記
まだ、サッカーネタを書く元気がでないので、今日は京都の観光名所、永観堂の話をします。私が行ったのは、1996年のちょうど今頃で、ちょっと遅目の紅葉を楽しむことができました。永観堂は、もみじの永観堂という別名で呼ばれているもみじの名所で、お堂に入る手前の庭に椅子があって、そこでお茶菓子を食べながら紅葉を楽しむことができます。

ただ紅葉を見るだけなら、入場料はかかりません。しかし、私は永観堂の本当の良さは、入場料1000円を払って入る、お堂の中にあると思います。京都のお寺は、どこを見てもしっかりした和風庭園ときれいなふすまがありますが、永観堂のように東山にある観光名所は、山をうまく利用したつくりをしています。

お堂の上から京都盆地を見下ろせたり、上に上がっていくことで探険気分を味わえたり、山との共存が京都のお寺のテーマのように感じます。

また、御本尊の見返り阿弥陀も忘れられません。阿弥陀如来が後ろを振り返っている像で、時代の流れに乗り遅れた人こそ救済しなければならないという、お寺の創建当時のテーマを、阿弥陀如来の動きで表現しています。当時の創建者の永観法師?に向かって、「永観遅し」と、阿弥陀様が言ったという言い伝えがあります。

紅葉の時期の京都は、混んでいてなかなか行きにくいですが、行ったら間違いなく何か見つけて帰ってこれます。また、出かけてみたいものですね。
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大相撲九州場所雑感

2007-12-02 14:15:54 | 他スポーツ
ちょっと、今日はレッズのことを考えるのはつらいので、先週の日曜が千秋楽だった大相撲九州場所の感想を書きます。朝青龍が謹慎中ということで、一人横綱になる白鵬に期待がかかる場所でした。しかし、白鵬は初日に琴奨菊に黒星を喫する最悪のスタートを切りました。

序盤を盛り上げたのは、大関の千代大海です。得意の突っ張りは、最近は下位には通用しても上位相手には苦しくなっていましたが、今場所はいつになく突っ張りが冴えていて、全勝で序盤戦を走りました。千代大海は22歳で大関に上がり、30歳を過ぎた今になっても大関をキープしている息の長い力士ですが、大関にいる以上優勝争いに絡みたいという意欲は強く感じました。

しかし、初日に負けた白鵬も、さすがに地力のあるところを見せ、その後は安定感のある取り口を見せました。ただ、安馬に負けた相撲が完敗だったのは気になりました。大野勢太郎さんの取材によれば、白鵬は風邪で熱を出していたらしく、体調が良くなかったそうです。

把瑠都が平幕(しかも幕尻)ながら、優勝争いに絡んだのは立派でしたが、予想通り千代大海と白鵬のマッチレースに、最後は落ち着きました。リアルタイムでは見ていませんが(浦和の鹿島戦のため)、この両者が2敗同士で対戦した14日目の直接対決は見ごたえがありました。

立ち合いこそ、千代大海が突っ張って出ましたが、白鵬は強引ともいえるとったりで、千代大海のバランスを崩します。千代大海は大関に昇進した直後、「四つになったら十両にも勝てない」と言っていましたから、その電車道の突っ張りさえ止めてしまえば、白鵬のものです。この一番を勝ったことは、さすが横綱と感心しました。

しかし、この大一番の影響で、千代大海が千秋楽を休場して、白鵬の他力優勝になってしまったのは残念です。千代大海は、朝起きたら痛さで肘が曲がらなくなっていたとのことで、相撲というスポーツの激しさを改めて実感しました。

白鵬は優勝はしましたが、千秋楽に琴光喜に敗れて12勝3敗に終わり、横綱としては今一つの成績で終わってしまいました。朝青龍不在の2場所を連続優勝して、空白感を埋めたのは確かですが、この内容では朝青龍がいたら勝てなかったでしょう。白鵬には、復帰した朝青龍を自力で倒し、自ら白鵬時代を作ることを期待したいです。
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放心状態(12/1横浜FC対浦和)

2007-12-01 17:36:38 | 浦和レッズ
まったくいいところがなかった敗戦です。立ち上がりの横浜FCを見れば、隙は結構あると思ったのですが、浦和の出来が悪すぎました。やはり、サッカーは流れのスポーツで、鹿島戦で手放した流れは自分たちに戻ってきませんでした。

横浜FCの攻撃は1トップのカズがポストプレーヤーではありませんから、サイドのカタタウを使ってスピードで攻めてきました。この比較的単純な狙いに、浦和DFは対応できませんでした。ネネはもともと足が遅いから仕方ないとしても、左アウトサイドで復帰した本来俊足のはずの平川まで対応できなかったのはまずいです。

これで、横浜FCは流れをつかむことができました。マイボールのスローインやCKを取れればチームも元気が出るはずです。失点の場面は、阿部勇樹がカズとの1対1の場面で抜かれたのがきっかけですが、真ん中には根占一枚だったのですから、手の打ちようはあったはずです。

しかし、本当の敗因は点が取れなかったことです。この試合が始まる前の時点で、引き分けでは優勝できないことはわかっていたはずです。そのため、攻撃陣は最低1点、失点もありうるので、できれば2点というのがノルマだったはずです。それが無得点では、言い訳はできません。昨年はあれほど切れていた、ワシントンの個人技と決定力は、この日は完全に不発に終わりました。

ただ、ここまでの事態を招いたのは、浦和自身がACLの激闘の厳しさを十分にわかっていなかったことも理由だと思います。オジェック監督はベストメンバーにこだわりましたが、それはこだわらざるを得ないほど、サテライト組とは力の差があるということにもなると思います。今年のACL優勝とリーグ戦の敗戦で、それは十分にわかったでしょう。

ACLの上位進出を仮定してチームを作るのは、敗退した場合に戦力がだぶつくリスクがあるので、危険な賭けではありますが、ここまでのコンディションの低下が実際に起きた以上、来季は相当の選手層のてこ入れが必要と感じます。
コメント (5)
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