北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

いつでもどこでも隣にいるように

2008-04-27 20:45:38 | Weblog
 思い立って、携帯電話につけるイヤホンを買いました。



 イヤホンに、ハンズフリーのマイクが付いているもので、両手を使わずに電話での会話ができる代物です。携帯電話についている音楽再生機能やラジオ機能を使っている最中でも、電話の着信があれば教えてくれて、ボタンを押すだけで電話に切り替わります。

 マイクも高性能なので、マイクがある場所を意識せずに普通に会話するだけで相手とのやりとりができるというわけ。今までは電話をするのには携帯電話を耳に当てるために片手を使わなくてはいけませんでしたが、これを使うと両手も自由。

 音楽と電話の切り替えはマイクの近くにあるスイッチを押すだけですから、いちいち携帯を取り出す必要もなく、ポケットに入れたままでの会話が出来るのです。

 料理や掃除をしながらでも、ちょっとした時間の隙間を見て電話をかければ、作業をしていてもあたかも隣にいるかのように会話が出来るというので、これは本当に便利なのです。

 面白いので、実験的に仕事へ行く途中の都電の中からかけてみました。電話に出た妻と会話をしてみました。傍目にはなにやら小声でブツブツと独り言を言っているように写ったかも知れませんが、独り言のような小声でもちゃんとマイクが声を拾ってくれているので会話は成立しました。
 使えますねえ。

    ※    ※    ※    ※

 私の携帯会社は○コモですが、この4月から家族同士ならば会話が24時間無料になりました。おかげで電話をすることへの敷居がなくなったのですが、両手が自由に話ができるということは、いつどんなときでも妻や家族と話をするだけの技術的条件と社会的条件が揃ったわけです。

 どこでもネットに繋がる社会をユビキタス社会と言いますが、こういうハンズフリーイヤホンマイクという機器の登場という技術的条件だけではなく、会話が無料だという社会的条件が揃ったからこその通信環境。社会の進歩をまざまざと感じました。


 しかしまちで行き交う人がみんな何かブツブツ言っていて、実は携帯で誰かと会話しているという姿はちょっとぞっとしますね。便利もほどほどに、というところでしょうか。
  
コメント
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