北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

多摩川沿いのサイクリング

2008-04-05 22:25:00 | Weblog
 快晴の関東地方。この週末で桜は終わりでしょう。今日は多摩川沿線をサイクリング。途中に桜のトンネルがあってとってもきれいでした。

  

 多摩川の川崎側にあたる右岸の堤防の道を下流へ向かって自転車を走らせました。

 多摩川の右岸はサイクリング道路が整備されているので、自動車に追い立てられずに済みます。ジョギングや同じくサイクリングの人たちが沢山走っていましたよ。

 この多摩川の河川敷に川崎市で唯一のパークゴルフ場がありました。それがここ「多摩川うなねパークボールコース」です。

  

 見学をしていたら管理人とおぼしき優しそうなおじさんがいたので話しかけてみました。

「こちらはいつからオープンしているのですか?」
「あそこに北海道の中標津町から贈られた看板がありますよ。2001年からですね。ちゃんと公認も取っていますよ」

  

  

「パークボール場という名前なんですか?」
「今はパークボール場とパークゴルフコースを両方掲げています。昔はパークゴルフと言うと、勘違いして本物のゴルフをしにくる人がいるんですよ。最初はそれがひどかったけれど、だんだんゴルフ禁止というマナーが徹底してきました。今では芝生の上でゴルフの練習をする人はいなくなりましたが、今度は今度は時間外にバンカーの練習をする人が出たよ。まったく…」

「一日どれくらいの利用がありますか?」
「多い日で200人が限界かな。平日は慣れたお年寄りしか来ないから良いけれど、土、日になると年寄り、親、孫の三世代でくるでしょ。そうすると若い人は回るスピードが遅くて、途中で止まったりしているわけ。年寄りからは苦情も出るけど、週末は仕方がないよね」

「利用者は川崎市民だけですか?」
「県外からも来ますよ。この間は千葉県からバスでやってきました。でもこのコースは河川敷なので大型バスの駐車場がないわけ。仕方がなくて、土、日なら良いだろうということで、近くの生コン工場の敷地を借りてそこに止めさせてもらったりもしましたよ」 

「パークゴルフって北海道生まれのスポーツで、北海道では大人気なんですが、川崎ではどうですかねえ?」
「少しずつやる人が増えてきていいと思うんだけど、ここしかコースがないでしょ。ここは河川敷で堤防があるから車で通る人には見えないんですよ。だから『あ、面白そうなことをしているな』という風には伝わらないのでちょっと残念です」

 こちらのコースはワンラウンドで400円、65歳以上なら半額の200円ですが、「年齢を偽って安くやろうとする人がいて、最近は歳の証明できるものを持ってきて、なんていわなくちゃならなくなりました。せちがいらいね」とも。

「芝生の管理や全体の運営はどうしているんですか?」
「2、3年前に指定管理者化されて、本当のゴルフコースも管理しているよみうり系の会社がしっかり管理していますよ」

  

 ここには川崎市の貸しクラブも無料で用意されているし、運営体制もしっかりしています。市内には同好会も5つほどあって、定期的に大会も開催されているとか。

  

 もっとコースがたくさんあってもいいのにね。

 多摩川はいろいろなスポーツをする人たちで賑わっていました。

    ※    ※    ※    ※

 自転車の前を走るおじさんの上着の背中の文字は「HEART BREAK(失恋)」…って、ネイティブが見たらどう思うのでしょうねえ。面白いから写真に撮ってしまいました。

  
 
コメント (2)
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