著者が言う、声の健康を守る四箇条は、
P.47 ①声のトレーニングによって声をしっかりと鍛える
P.48 ②会話を楽しむ。
P.94 ③乾燥を防ぐ。
(水を飲んだり、マスクをしたり)
P.160 ④姿勢を正す
P.166から姿勢を正す方法がいくつか紹介されています。。
が、、著者のいう「気づいたら直す」というのは、、、
私は難しいと思います。
何故なら、誰も自分では「自分の猫背」に殆ど気づかないから!!
街を歩いていて、「前から猫背の年寄りが来るなぁ」と思ったら
自分が鏡に映っていのだった・・・・なんて話はザラに聞きます。
そんな風に自分で気づくのはラッキーな方で、
殆どの人が知らず知らずのうちに、猫背の老人になっていきます。
90過ぎまで社交ダンスをやっていた私の母でさえ、そうでした。
「しょっちゅう気をつけているわよ。思い出すたんびに背中を伸ばしているのよ」
と言っていても、殆ど思い出さないのですから・・・・
今、自力整体ナビゲータとして色々な生徒さんや体操グループの方々を
見ていると、その理由がハッキリ分かります。
私なりの推察は、
①殆どの人が解剖学的な<人体(特に筋肉)の扱い>を知らない。
②日焼け止めや白粉などは塗るくせに、筋肉のお手入れをしていない。
③筋トレや声トレを含めて、1日に何分、自分の体のために投資するか?
気が付いたとき、思い出したとき、、、なんていうのは効果ゼロ!
PDCAでキチンと取り組まなければ、美しい姿勢は保てないと思います。