今回の最大の収穫は、久しぶりの<岩うちわ>
ご覧の通り、岩鏡のような褐色の丸い葉っぱで、
花は切れ込みのある、可憐な薄いピンクです。
30年前に深田久弥版「百名山」踏破に挑戦を始め、同時に
田中澄江さんの「花の百名山」も視野に入れて登っていました。
(結構ダブっていたり、近くにある山もあったので)
<岩うちわ>は田中澄江版の27番目。茨城県の高鈴山に。
1998年4月に行っていて、キブシ、桜、木蓮、水芭蕉、
カタクリ、ショウジョウバカマなども写真に残しています。
この頃はどの山に登っても新鮮で、帰宅してから
夕食をとりながらビデオを見るのが楽しみでした。
高鈴山の後も、八海山や東北の山で出会うと本当に幸せに。
年寄りの懐古趣味そのものですが、このブログのために
昔の「花の百名山」の分厚いファイルを引っ張り出し、
山行記録を記入した付箋を眺めています。
PCのデータだけでは伝わらない、自分の30年前の筆跡や
岩うちわ以外の花の写真を見るのは嬉しいひとときです。