p.57 ファンクショナルトレーニングとは
トレーニングの原理・原則を重視しながら、
「体の機能的な動き」を求めていくもの。
上記は最近、注目を集めている言葉だそうです。何故なら、今までは
一般的に「筋トレ=筋肥大のためのウエイトトレーニング」だったから?
でも、やみくもにスクワットやベンチプレスをやっても余分な筋肉が
ついてしまって、かえって動きの邪魔をしてしまうかもしれません。
それよりも、「目的を的確に捉えて、理にかなったトレーニングをする方が
近道であり、危険がない」ということです。
p.59 「全面性の原則」
一つの要素だけではなく、多くの要素(筋力、持久力、
スピード、敏捷性、バランス、柔軟性など)を偏りなく
トレーニングすべきだということ。
また全身をまんべんなくトレーニングすることも意味する。
筋力が肥大しなくても、(中略)10の筋肉しか動かせて
いなかった一本の神経が一本ではなく三本になったとしたら、
それまでは10の筋肉しか動かせていなかった場面で
60の筋肉を動かせるようになるわけです。
p.60 こうした計算式のような発想で、出せる力を劇的に飛躍
させられるのが、「筋肉・筋間コーディネーション」です。
つまり、全身の協調性を高めて、体が機能的に使えるようになれば、
動きがよりスムーズになって疲れにくくなるなど、
トレーニング以前との違いをはっきりと感じられるのです。
あ~、ややこしい!七面倒な定義が目白押しです。
その点、バレエは昔から「危険なく、美しい動きをする」ための研究の集大成
のようなもので、完成度の高いものです。
でも、世の中でバレエ教室に出入りする人は少数派です。
なので、私は<良いとこ取り>を狙って、このような本を読み、
youtubeやジムで習うフィットネスを参考にして色々なことを生徒さんたちに
お伝えしています。