リタイアしてから、私の世界はボディケアの自力整体と、
それを広めるボランティア活動に明け暮れてきました。
ミュージカルは全然別の、<意見発表>や<チャレンジ>でした。
15年以上経ってみると、上記両者はワークライフバランスのように、
互いに成長しながら、深みを増しているような気がします。
その、ボランティアの輪を広げたいと思って、この数年ウロウロ
してきたのが「タッチセラピー」です。
これはNHKニュース番組に登場した「スエーデン発の癒し」で
欧米では看護技術として確立されているようです。
今までは、「皮膚感覚」について研究している学者さんや
ハンドケア(美容法?)の本はありましたが、実用の世界は未開拓。
が、やっと大田区の文化センターのチラシ置き場で見つけたました。
今日のタイトルは「癒しのハンドマッサージ講習」でしたが、
主催者の<特定非営利活動法人ソシオキュアアンドケアサポート>は
もっと色々な活動をしています。
中でも、ソシオエステティックは魅力的。その理念は、
人道的・福祉的な観点から、病気や事故、老化などによる
身体的・精神的な損傷に苦しみ、傷つきやすくなっている
人々に対して、美容ケアがもたらす満足感を提供し、良い
自己イメージを取り戻すための手助けをしています。
現在の私の体操受講者は男性高齢者が多いので、
「美容なんか、どうでもイイよ」「節々の痛みさえ取れりゃ大満足!」
という声ばかりでした。そして自力整体を含む様々な体操は大好評。
しかし高齢女性、特に生きることやお洒落に興味を失った方々への
働きかけは、これからの時代に必要なことかもしれません。
健康な身体と、考え方あってこそ!の人生ですが、
「見た目」からのアプローチも大ありなのかも?と思い始めています。
ので、来年はこちらのグループで紹介されている色々なケア法を学び、
活動の場を広げていく予感がしています。