p.116 「あと一口」が万病を連れてくる?
ちょうどいい食事量の目安は、「もう一口食べたい」というところで
やめておくということ。5分ほど経つと、「もう少し食べたい」という
気持ちも消えて、心地いい満足感を得られるでしょう。
この「あとひと口」が、腹8分目か食べ過ぎかを決めるボーダーラインなのです。
もしここで食べてしまうと、一口では済まなくなり、過食につながります。
この時点で、体はすでに満足していると言うことを忘れないでください。
心にその満足感が届くまでに、少し時差があるだけです。
この「あとひと口」の積み重ねが未消化物(=アーマ)を増やし、消化力を
弱らせる原因です。続けていれば頭の働きも鈍り、記憶力にも悪影響が出ます。
「腹八分目」は、日本でも昔から言われてきています。が、実行は難しい!
で、著者のお薦めは
p.118 食後の散歩でアーマを燃えやすくする
食事を終えて5~10分の食休みを取ったら、散歩に出かけます。
10~15分ゆっくり歩くだけで構いません。消化力を高める効果があります
から、すでに体内にとどまっている未消化物(=アーマ)も燃えやすく
なります。帰ってきた頃には、「もう少し食べたい」という気持ちは
すっかり消え、心も落ち着いて、午後の仕事に集中できると思います。
(中略)食後の散歩は、夕食後もできると理想的です。
質の良い睡眠にもつながりますので、翌朝の目覚めも快適で頭もスッキリ
冴え渡ります。散歩から戻った時にまだお腹が重いと感じる場合は
白湯をコップ半分ほど飲みましょう。
私は夫を見送る前までは、夕食後のウォーキングを続けていたのですが、
忙しさにかまけてすっかり忘れていました。それで、昨夜から再会したら、
驚いたことに大発見(?)がありました。
①毎日ラジオ体操やバレエ、体操指導などで動き回っていても、歩行力は落ちる!
②30分ほど歩行に集中していると、色々なアイデアが降って来る。
これは昔から経験していましたが、改めて実感しました。
③この1~2年、夜中に1回はトイレに起きていたのに、ウォーキングをした夜は
朝まで起きないで済んだ!
夜中の頻尿に泣いている高齢者は多いので、この点をもう少し研究して
仲間に教えてあげたいと思っています。
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