これは割と美味しい本でした。
著者はスポーツ・ドクターで、順天堂大学医学部教授。
自律神経研究の第一人者と、奥付に書いてあります。
私が「美味しい」と感じるのは、効果があって、
高齢者の体操グループに「楽しんで貰えそう」な場合のみ。
「ため息スクワット」の恩恵は二つ。
p.49 ①大腿四頭筋の収縮によるポンプ機能の働きで
血の巡りが良くなり、全身の健康状態が良くなる。
②深い呼吸により、副交感神経を高められる。
方法は簡単で、
③4秒かけて、ゆっくり軽く腰を落とし(スクワット)
同時に「はぁ~~~~」と息を吐く。(ため息)
吐き終わったら2秒かけて息を吸いながら膝を伸ばす。
膝は曲げすぎないように、かる~~くて良い。
確かに全然苦しくないので、毎日、朝晩など、軽く実行
できそうです。ただし、私的には、ネーミングが今一つ。
「ため息」をつくのは、何となく疲労とか悲しみを連想します。
なので、先日ラジオ体操仲間に教えたときは、
「ハッハッハッハ」と笑うような感じで腰を落としていき、
「ふぅ~~ン」と、イイ匂いを嗅ぐような感じで立ち上がる。
と変えてみたら好評でした。
p.125に著者が監修したアプリ
スマホで自律神経が計れる「CARTE」が紹介されています。
が、iphonでしか使えないようでガッカリです。