104
トラルテクトリ神のレリーフ
玄武岩
高さ 73㎝ 幅 58㎝
アステカ文明 1325~1521年
ラルテクトリ
大地の母 または 主
二重の役割
一つは 生殖機能
植物が育つサイクルの始まり
動物や人間さらには星の誕生に関わるもの
一方 貪欲な存在としての側面も持ち合わせ
神自身の体内から出た生き物の血や死体を貪る
大地は母の子宮であると同時に
あらゆる生き物の墓でもあった
ということのようだ
右上には ライオンのような…
ジャガー とか 羽毛の蛇 が 出てきたが
これが トラルテクトリ神 だろう
その下に 猿のような、、マヤの暦にも似ている
その左に 羽がある…なんか 登場してた気がする
このレリーフは テオティワカンからの 流れを感じる
105-1
トラロク神の壺
土器 彩色
高さ 35㎝ 幅 32㎝
アステカ文明 1440~1469年
大地を人格化した 雨の神
土器 彩色
高さ 35㎝ 幅 32㎝
アステカ文明 1440~1469年
大地を人格化した 雨の神
105-2
雨神トラロク
太陽神ウィツィロポチトリ
共に大神殿に祀られ
多くの祈り 供物 生贄が捧げられた
太陽神ウィツィロポチトリ
共に大神殿に祀られ
多くの祈り 供物 生贄が捧げられた
105-3
105-4
ブルーが マヤブルーの流れなのか
キャラ的には 一見かわいくも見えるが
やはり 牙が あるのが おどろおどろしい
壺
というのも 水を 入れたとは 思えない
となると 次は 酒 だが
私が思うには…コワイコワイ
106
テスカトリポカ神の骨壺
高さ 32.9㎝ 幅 17.5㎝
アステカ文明 1469~1481年
テスカトリポカ
煙を吐く鏡
不可視で あらゆる場所に存在する
不可視で あらゆる場所に存在する
万物の神創造神
槍 もしくは 2本の矢で射抜かれたときにだけ
その姿を表した
壺の内部には 部分的に焼かれた男性の骨が納められていた
戦死した指揮官と考えられている
日本で言う 八百万の神々…
107-1
ミクトランテクトリ神の骨壺
緑色岩
高さ 7㎝ 幅 9㎝
アステカ文明 1469~1481年
107-2
ミクトランテクトリ
死者の世界の主
痩せこけた骨のみの姿
火打ち石の斧 ナイフを持ち
生贄の心臓を抜き出す神
一方で生を与える役割も併せもつ
死者の世界の主
痩せこけた骨のみの姿
火打ち石の斧 ナイフを持ち
生贄の心臓を抜き出す神
一方で生を与える役割も併せもつ
日本だと 死神 ってとこか
108
シウコアトル
火打ち石 トルコ石 黄鉄鉱
長さ 36㎝ 幅 6㎝
アステカ文明 1325~1521年
アステカ文明 1325~1521年
シウコアトル
火の蛇
太陽神ウィツィロポチトリ などの 神々が手にする武器
波打った形の固い褐色の火打ち石に彫刻を施したナイフ
波打った形の固い褐色の火打ち石に彫刻を施したナイフ
神の武器…?
109-1
エエカトル神像
玄武岩
高さ 41.6㎝ 幅 20㎝
アステカ文明 1325~1521年
109-2
風を意味し 生と 豊穣を 司る神
カワウ ペリカン クイナ
嘴 クチバシ の形に似た赤い口
カワウ ペリカン クイナ
嘴 クチバシ の形に似た赤い口
風?
109-3
あいつだ!
110-1
プルケ神パテカトル像
玄武岩
高さ 36.5㎝ 幅 23㎝
アステカ文明 1469~1481年
リュウゼツランの発酵酒プルケ
アステカの儀礼で重宝された
110-2
パテカトル
その発酵を促す植物 オクパトリ を発見した神
プルケ
テキーラ メスカルに並ぶメキシコを代表する地酒
プルケ
テキーラ メスカルに並ぶメキシコを代表する地酒
テキーラ♪
リュウゼツランの蒸留酒
110-3
テノチティトランの大神殿の下で発見され
月の女神コヨルシャウキの石彫に関連した
埋納石室に納められていた
月の女神コヨルシャウキの石彫に関連した
埋納石室に納められていた
あいつだ!
111-1
ウェウェテオトル神の甲羅形土器
土器 彩色
長さ 21.5㎝ 幅 13.5㎝
アステカ文明 1486~1502年
アステカ文明 1486~1502年
111-2
甲羅形の供物
下の歯を2本突き出す表現
火の神ウェウェテオトルの特徴と一致
下の歯を2本突き出す表現
火の神ウェウェテオトルの特徴と一致
112-3
1990年代 メキシコシティの大聖堂
地盤沈下対策工事が行われた時
地下4.3mの建物跡から発見
地盤沈下対策工事が行われた時
地下4.3mの建物跡から発見
これは ドキッとする 土器
赤く塗られているのが 意味深
心臓を 入れたか
血を 入れたか
113
アウマドール
香炉
土器 彩色
長さ 63㎝ 口径 22.2㎝
アステカ文明 1325~1521年
丸い椀状の部分が香炉
熱くなった炭を入れ
その上に樹脂を置く
芳香を放つ白い煙が立ち昇る
三角形が4つずつ合わさった形の空気穴
世界の中心と四方を表現
柄とその先端の部分
芋虫と蝶
火の特性…変容する力のシンボル
アロマ って 近いね
114-1
テポナストリ
木鼓
木
長さ 20.5㎝ 幅 64㎝
アステカ文明 1325~1521年
114-2
横長の太鼓
音や振動がよく伝わるよう 上部や下部に銅が使われている
天然ゴムをつけた撥 オルマイトル で
宗教儀礼や戦闘の場において演奏された
音や振動がよく伝わるよう 上部や下部に銅が使われている
天然ゴムをつけた撥 オルマイトル で
宗教儀礼や戦闘の場において演奏された
木魚
と 思ったが
アフリカの戦士の 太鼓 だな
115 116
笛
土製 彩色
長さ 18.5㎝ 幅 5.2㎝ 長さ 13.2㎝ 幅4㎝
アステカ文明 1325~1521年
アステカ文明 1325~1521年
メソアメリカを代表する管楽器のひとつ
115-1
穴が あるということは 音階がある
116-1
日本も 古くから 笛はあった
神楽の 龍笛 笙 篳篥
奈良 平安からだ
116-2
これは かわいい と思えるが…
115-2
これは
今回 特別展で ダントツ キモイ
夜中には よう見んわ
アウマドールは楽器に(笑)
奥深い多神教の世界。
2神とも股間の造形が同じですね(笑)
アウマドール、私も楽器だとおもってました。
どうなんですかね?
多神教の方が自然に思えたりします…(日本人ですかね?)