本日午後、志ん女師匠宅で開催された「杵柄落語稽古会」に出かけました。
いつもの事ながら、この稽古会のレベルの高さ・切り込みの鋭い合評会には頭が下がります。
本日の出演は、夏夏師匠、金夢師匠、恋歌師匠。
夏夏師匠の出演の後の合評会では、金夢師匠が手本を演じてくれました。
さっと、手本が示せる金夢師匠の実力には感動でした。
昔、カウンセリングカンファレンスで、リレー式のロールプレイを
見させてもらったことがありました。
また、カウンセラーロールを示してくれた先生も居られました。
口で説明するのではなく、実際にやって見せる。
大事な、学びの場面です。
恋歌師匠は、大作の「牡丹灯籠」。
芸の見事さはもちろんですが、学びの深さに感銘です。
合評会での恋歌師匠のお話に感心させられました。
古典芸能には、浪曲、講談、落語があります。
浪曲・講談は、人気が落ちてしまっています。
一方、落語は、人気上昇中。
その理由について、「浪曲・講談は、ストーリー性が優先する。
対して、落語は人物をえがいている。
また、人間関係の機微を大事に演じている」と。
納得です。
応援のクリックよろしく。