尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

ムーミンバレーパーク

2019年11月08日 22時53分22秒 | 東京関東散歩
 仕事の旅行で「ムーミンバレーパーク」に行った。今まで仕事の旅行は記事に書いてないけど、出来たばかりの「ムーミンバレーパーク」には興味ある人もいるかと思う。僕の関わってきた「地域生活支援センター」の旅行だけど、それは細かく書かない。自分の旅行じゃないから、あまり写真を撮ってない。それに僕は「ムーミン」を全然知らない。読んでもいないし、(アニメを)見てもいない。どうもこれはかなり珍しいらしいけど、ホントに知らないのである。それを前提に。

 前日は「休暇村奥武蔵」に泊まった。そこから「ムーミンバレーパーク」に送ってもらえるプランがある。日帰りで行く時は、西武池袋線飯能(はんのう)駅から直通バスがたくさん出ていて、10分ぐらい。かなり混んでて、どうも似たような障害者団体の行事も多いようだった。テーマパークというと、ディズニーランドとかUSJとか駅直近だけど、ここはバスを降りてから、さらにずいぶん歩く。もともと宮沢湖という人造湖(ダム)があって、西武が動物園や遊園地をやっていた。今は別施設の温泉施設以外はすべて撤去され、ムーミンバレーパークのみになった。2019年3月に開業したばかりである。
   
 3枚目の写真のような道を歩いて、お店やレストランなどの建物を通り過ぎ、ようやく入り口。2枚目のような門が立ち並ぶ。行く途中に案内板があった。よく見ると、「ヘルシンキ 7781㎞」とある。
  
 入り口から入ってすぐ、湖に突き出て「水浴び小屋」が建っている。「物語に何度も出てくる重要な場所」なんだそうだ。中には入れないが、様子は見られる。よく晴れていて宮沢湖もキレイ。
   
 水浴び小屋から少し歩くと、メインの「ムーミン谷エリア」になる。最初の写真の左側にある大きな丸い屋根が「エンマの劇場」。1日3回ムーミンのアトラクション(横からだけど2枚目写真)がある。野外劇場なので雨の日は無理かな。多くの施設はアトラクションを見るときに入場料と別に料金が発生するが「エンマの劇場」は無料。青い塔のような建物は「ムーミン屋敷」。ここはウェブで見ると面白そうなんだけど、30分のガイドツァー(1000円)なので、今回は時間が取れなかった。
 
 見たのは「リトルミィのプレイスポット」と「海のオーケストラ号」。前者の写真は撮らなかった。上の写真の建物は「海のオーケストラ号」で、2枚目の写真は中へ入る前の部屋にあったもの。このアトラクションはなかなか面白かったけど、ちょっと水が降りすぎかな。
   
 ムーミン谷の奥に「コケムス」がある。ここは食堂や売店もあるけど、2階3階はムーミン世界に関する展示がジオラマ等でなされている。「フォトスポット満載」と出ている。家族友人で行くときは使える写真が撮れそう。最後の写真はムーミン谷のジオラマを上から撮ったもの。
   
 食事の後で戻ってさらに奥の「おさびし山エリア」へ行く。えっ、これだけという感じで、なるほど「おさびし」状態。最初が「灯台」で、次がどん詰まりにある「スナフキンのテント」。その周りに木の椅子があって、スナフキンの言葉が書いてある。拡大して読んでみてください。
  
 「休暇村奥武蔵」は西武秩父線吾野駅から送迎がある。案外大きな道のそばだが、裏に出れば高麗川が流れている。ログハウス棟もある。夜のバイキングはなかなか美味しかった。新館は屋上に出られて、朝行ったらこんな風景が見られた。温泉じゃないのが残念。
  
 行き帰りに西武の新しい特急「ラビュー」に乗った。こんな感じの窓の大きな車両。まあ飯能までじゃ景色を見る意味もほとんどないけれど。ところで、宿の夜の食事にも、ムーミンバレーパークのレストラン棟の昼のバイキングにも、「ヤンソンさんの誘惑」という料理が出ていた。食べてみると、なんだか単なるポテトグラタンみたいなんだけど、トーベ・ヤンソンさんに関係するの? と帰ってから妻に話したら、そういえばカツ代さんの本に出てたかもという。小林カツ代さんの「じゃがいも大好き」に出てるじゃないか。これはムーミンとはなんの関係もなく、スウェーデンでよく食べられていた料理だそうだ。基本は「アンチョビとジャガイモのキャセロール」。(ウィキペディア参照。)
コメント
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