お天気雪

　まだ素手で自転車に乗ってるけどさすがに昨日はちょっと冷えた。買い物にでかけると白い物が目の前をチラチラ飛んでいる。こんな風の強い日に稲藁でも燃やしてるのかと思ってたら雪だった。そんなに多い現象ではないけどお天気雪だ。

　お天気雨というのがあるが、このお天気雪というのは佐久に来て初めて見た。確かに気温が低ければそういう事はありそうだけど雪というのは雨よりももっとこう雪が降るぞぉって雰囲気があるものだ、と思っていた。初めて見た時は感動というよりもああなるほどそう来たかって感じ。

　昨夜ヨメは雪が降りそうだから明日の朝タイヤを交換してくれと言う。まぁ積もるほどじゃないし朝からタイヤ交換なんてやなこった。そして夜が明けた。確かに夜中に雪は降ったけど雪なのか霜なのか分らない程度。




　でも周辺の高い山には雲がかかってたので朝になったらこの通り。ちなみに浅間山の雪、少なくとも佐久側はこんなに白くても早ければその日のうちに殆ど消えてしまう。噴煙はちょっと多目。

年金特別便のことを思い出した

　元厚生事務次官が殺害されたってことで年金特別便が届いてたのを思い出した。返事はまだ出してない。だいたいそこに書いてあるのは加入期間だけ。年金額を社保庁と会社が共謀して低くしてるなんてのは確かめようがない。今回のはそういう確認ではないんだろうけれど、そんなこんなで 「 はい大丈夫です 」 と返事するのもなぁと思ってるうちに忘れてた。

　それにしても年金制度はどうしてこんなに滅茶苦茶になったんだろう。制度を作った元厚生事務次官の事は死者に鞭打たない日本故悪いことは全く出て来ない。まぁそれでも極めて優秀な人だったのは間違いないんだろう。それだけに今の年金制度を作ったのが不思議だ。

　社会科が苦手な俺でも中学の頃だったかイギリスの人口構成はピラミッドではなく…っていうグラフを見たのを覚えてる。その時に教師は国が成熟するとどうたらって確か言ってたよなぁ。官僚達はそういうのを完璧に覚えて試験で満点取り続けた人達でしょ。ならば日本もそうなるかもと思わなかったのかなぁ。

　人口なんてのは無限に増えてくわけではないし、経済だって同じ。なのにいつまでもピラミッド型の人口構成を想定し、経済成長数％の右肩上がりを想定してるってのが能天気だ。だから年金制度ってマルチ商法みたいだ。それに厚生省の予測する出生率って外れぱなしじゃなかったっけ。だからどんなに緻密で完璧な制度を作ったって砂上の楼閣ってもんだ。