倒れそうな、大丈夫そうな、そんな気になる山桜がボッケ家にある。高さは10数メートル。葉が落ちて木が水を吸わなくなると思われる毎年11月頃になると切ろうかと思いつつ気が付くと春。そんなのを繰り返してるうちに木が太くなっていった。あまり太くなると手に負えなくなるってことで決行。
木を根元から切るのではなく途中で切るというもの。かなり難易度の高い課題だ。木の高い所で木の枝や幹を切る職人のことを空師と言う。そんな空師のようなことをボッケ家でやることになった。
地上5mくらいのところで切るために別の木を使って安全確保。伸ばした梯子よりちょっと先の地上8mくらいのところにロープをかける。ここにロッククライミングで培った技術や知識が生きる(?)わけだ。そんな高所危険作業といえばヨメの出番。
矢印のところにロープをかけに行くヨメ
無事ロープをかけたところ
桜切るバカ梅切らぬバカとは言うが、今回切るのは山桜。桜は切った所から腐るかららしいが、山桜は大丈夫らしいというのは近所の様子を見てて分っていた。それよりも腐るのが嫌だからと倒れそうな木を放って置くわけにはいかない。ところで昔っから柿の木は太い枝でも突然折れるから登るなと言われている。では山桜はどうかと聞かれると分からない。
切る幹に直径10cmくらいの枝が生えてるのでそれを試し切り。チェーンソーならあっと言う間だけど、切れた木の挙動予測に不安がある。木が向かって来ることもあるし、バランスを崩した時にチェーンソーに触れたにシャレにならない。そこで手鋸を使って少しずつ切ることにした。ミシッという音が聞こえたところでオレサマに交代。
何度かミシッという音を聞きながら切り口が1cmくらいに広がった頃、木から降りて離れた。枝が落ちる時の挙動予測が出来ないからだ。そして予め枝の先に括り付けてあったロープを引くと突然ポキリと折れて落下。もう少し粘りがあるのかと思ったが全然。
落下した枝は先の方から着地したが、柔らかい小枝でバウンドしてまさかここまで来るかっていう場所に木がロング・ジャンプ。これだから木を切るのは怖い。次は幹。太いだけあって更なる緊張に包まれる。前回同様後半はオレサマに交代。枝の時のようにロープで引くと、今度は真下に突き刺さるように落下。これも折れ始めてから着地まで一瞬の出来事。
そんなこんなで都合3回で目標の位置まで切って作業終了。作業時間は予想より倍以上長い4時間半。肉体より精神の疲労の方が大きかった。
作業が終り、道具の回収に行くヨメ
途中を切った山桜
もう1匹の空師は全く役に立たない
木を根元から切るのではなく途中で切るというもの。かなり難易度の高い課題だ。木の高い所で木の枝や幹を切る職人のことを空師と言う。そんな空師のようなことをボッケ家でやることになった。
地上5mくらいのところで切るために別の木を使って安全確保。伸ばした梯子よりちょっと先の地上8mくらいのところにロープをかける。ここにロッククライミングで培った技術や知識が生きる(?)わけだ。そんな高所危険作業といえばヨメの出番。
桜切るバカ梅切らぬバカとは言うが、今回切るのは山桜。桜は切った所から腐るかららしいが、山桜は大丈夫らしいというのは近所の様子を見てて分っていた。それよりも腐るのが嫌だからと倒れそうな木を放って置くわけにはいかない。ところで昔っから柿の木は太い枝でも突然折れるから登るなと言われている。では山桜はどうかと聞かれると分からない。
切る幹に直径10cmくらいの枝が生えてるのでそれを試し切り。チェーンソーならあっと言う間だけど、切れた木の挙動予測に不安がある。木が向かって来ることもあるし、バランスを崩した時にチェーンソーに触れたにシャレにならない。そこで手鋸を使って少しずつ切ることにした。ミシッという音が聞こえたところでオレサマに交代。
何度かミシッという音を聞きながら切り口が1cmくらいに広がった頃、木から降りて離れた。枝が落ちる時の挙動予測が出来ないからだ。そして予め枝の先に括り付けてあったロープを引くと突然ポキリと折れて落下。もう少し粘りがあるのかと思ったが全然。
落下した枝は先の方から着地したが、柔らかい小枝でバウンドしてまさかここまで来るかっていう場所に木がロング・ジャンプ。これだから木を切るのは怖い。次は幹。太いだけあって更なる緊張に包まれる。前回同様後半はオレサマに交代。枝の時のようにロープで引くと、今度は真下に突き刺さるように落下。これも折れ始めてから着地まで一瞬の出来事。
そんなこんなで都合3回で目標の位置まで切って作業終了。作業時間は予想より倍以上長い4時間半。肉体より精神の疲労の方が大きかった。