


ナンチャラ展なんて殆ど行かないんだけどヨメが何度も行きたいって言う。お盆過ぎたのにまた暑くなった。家にエアコンは無いけど車にはあるし高原と名のつく所に行けば涼しい。重い腰が軽くなった。場所は小海町高原美術館で標高は1200mくらいでで車で40分くらいだったかな。
中に入ると絵だけでなく説明が所々にある。なのに眼鏡を忘れてしまったのはそういう展示会に長い間行ってなかったってことだ。興味があるのをようやく読んだって感じ。それと何処に行くにもカメラを持っていくんだけど、やっぱり美術館は撮影禁止。詰まらん。
作品は沢山あった。版画だけでなく詩を書いたり児童画も描いたりと作品は多種多様。生涯は約50年と短いのに沢山仕事したんだな。

本当に館内での写真撮影ができないのは日本の美術館だけなのかによると海外の美術館ではストロボを使わなければ撮影OKらしい。今のカメラなら感度上げればストロボなんて要らないから作品が傷む心配は無い。更に読み進めると日本でも東京国立博物館や国立西洋美術館は撮影がOKだった。では今回の展示で撮影禁止の理由は何だろ。美術館では昔っから撮影が禁止されてるからそれに倣ってるだけ?

竹下夢二が良く使ってたカメラと同型のが小さなカメラが展示してあった。そのカメラでは8枚しか撮れない。たったの8枚撮りってのが当時のフィルムの貴重さを感じさせる。シャッター速度は350分の1秒で当時としては凄かったらしい。説明には350分の所で改行してあったんだけど、ヨメは分をブンではなくプンと読んだ。カメラの話でブンは滅多に登場しない。使うのは夜空を撮る時に開放で30分なんて時くらいかな。