ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

弱った聴力を補う

2022年10月09日 08時21分35秒 | 健康
 まだ聴力に問題ない頃、折角買った補聴器を使わない年寄を何人も見た。見た年寄全員が使わなくなる。当時の補聴器の性能が悪いってのもあるけどきちんと耳に入れないなどメカオンチってのが大きいと感じた。性能が低いなら低いなりに何とか工夫しようとする人は皆無。そして家族の中で「折角買ったのに」「もう使わない」といういざこざ。だったらなんでそんな物を買っちゃったんだろ。俺はああはなりたくないと思ったね。テレビを見る時に補聴器が今一つなら眼の前に専用スピーカーを置くとかヘッドホンで何とかなるだろうと思っていた。







 補聴器を修理に出したのが連休前。なので10日くらいテレビのドラマを見るのに難儀、ってほどでもないけど音が聞きにくい。ボリュームを上げるとヨメが煩いと言う。そこで考えたのが入院中に買ったイヤホン。でも音が小さい。イヤホンだけボリュームを上げるというのが出来ない。そこでイヤホンの音を大きくするアンプを買った。いい感じなんだけど百均で買ったイヤホンなのでつけ心地が悪い。


テレビとイヤホンの間にアンプ


 試しに骨伝導イヤホンってのを買った。これなら耳を塞がないし骨伝導ってのを試してみたいというのもあった。有線だけどいい感じだ。このイヤホンにはボリューム調整するコントローラーがある。ところがポケットの無い服だとコントローラーがぶら下がって耳に余計な負担。イヤホンとコントローラーの間の線がもう30cm長ければ良いんだけどね。なのでその理由を書いて返品。その時思ったけど普段だと梱包はガサツに開けるけど今回はそんな事はしなかったので良かった。

 そして次に買ったのがトランスミッター無線対応の骨伝導イヤホン。機器の設定は不要だったけど接続にはイヤホンをオンにしてからトランスミッターをオンにするという手順にしないといけない。ちと残念なのはイヤホンのボリュームを毎回上げないといけないことかな。それと音が若干遅れて聞こえることだ。スマホにもつなげてみたんだけど音楽を聞く時は良い。だけど映像があるテレビだと遅れが気になる。でも遅れるのは現在の技術というか方式では仕方ないみたいだ。


無線の時の機器構成






 耳は1日中同じ性能ではない。朝は比較的良く聞こえる。夜はその逆だ。骨伝導イヤホンを買った頃は何故か耳が一日中悪かった。これは拙いことになったなと思った。それが昨日の朝は妙に良く聞こえた。ボリュームを上げてるのかと思ったら全然だったのが意外。今のところ困るのはテレビでドラマや映画を見る時だけ。そんなんだから字幕映画は大歓迎だ。日常会話では問題ないけど出来れば面と向かって話して欲しい。それと初耳言葉は聞き取りにくい。珍しい名字が一番分りにくい。まぁでも耳が良いヨメは常識語を聞き取れないから総合力ではどっこいどっこいだな。







 テレビを見ててヨメが反応する言葉が分からないことがある。そんな時は山口百恵になる。見たい番組は録画してるから「♪今の言葉 Play Back」で解決。でもそうでない時は「今(テレビで)なんて言った?」と聞く。皆で話してる時にこういう事がたびたび起きると一々聞くのが面倒くさくなったり気が引けたりするだろうな。その度に話の流れが中断するからだ。傍目では仲間と一緒で楽しそうなのなに本人は孤独ってのがありそうだ。そして耳が良い若い人はそれに気づきにくいと思う。そんな時「♪馬鹿にしないでよ 歳のせいよ」と言いたくなるかな。
コメント (2)
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