Amazon で『濃厚赤ワイン好き必見 大満足のフルボディ6本セット』なんてのを見つけた。その文言に軽く乗って買ってみた。どれから飲もうかななんて考えずに端のワインを取った。けっこう美味しくて何時の間にか1本空いちゃいそうになった。ヨメと2人で飲むけど大半は俺が飲んじゃうのでやや飲み過ぎ。飲み終わった頃ヨメはこんなのが入ってたと言った。ワインの説明書だ。
その味わいは、『カシス、プラム、ダークチェリー。黒胡椒に混じってほんの少しの獣っぽさ。まだ熟成感というほどではなく、しかし若すぎないそのアロマにボルドーらしい優雅さを感じます。その味わいは、落ち着きがあってしっとり。練れた感じのベリー感を支える確かな酸、そしてフロンサックならではの意思を感じるしっかりとしたタンニン。きれいな酸味のおかげで重くなり過ぎない味わいが好印象。後味までまだまだ強さを誇っています。』
ワインの解説って一種独特のものがある。全文はここにある。この中のどの単語も味と結びつかないけどこれを読みながら「ほんの少しの獣っぽさって感じたか?」などと言いながら飲むのも面白い。
2本目も良かった。3本目のワインは説明書を先に読んでから飲んだ。全文はここにある。圧倒的な飲み応えとはどんななのかに興味津々だったけど、俺の感想は「美味かった」だけ。ボキャ貧の極み。3本飲んで今のところどれも美味しい。
その味わいは、『むせかえるほどに濃密なカシスとダークチェリーの香りに、花びらのニュアンスとほのかなミネラル感。強く迫りくるアロマの圧に押されつつ、その香りで早くも酔い心地。その味わいは支配的なまでに濃厚で、熱く強く、なのに丸くしなやか。アルコールの強さ(16%!)はその味わいのコントラストを一層ビビッドにし、圧倒的な飲み応えをもたらしています。シュッとした酸のメリハリが潔く、クールさすら感じる快楽的な飲み心地。チェリーの後味がなまめかしい余韻・・・』
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