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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

おくりものをめぐって

2005-12-26 16:40:57 | 日々のこと

 12月24日。うちにもサンタさんがやってきました。
サンタさん。今年は例年にもまして、大変だったことと、
思います。

 うちの娘(小3)は、「すぐに起きてしまう子供」で、
風の音、エアコンの室外機の音、もちろんドアがかちゃと
開く音にも、すぐに反応してしまうのです。それプラス、
「サンタさんはどうやって、カギが全部閉まっている家に
入ってくるのだろう?」という疑問を抱えているので、
ほんのちょっとのことでも、浅い眠りから覚めて話しかけて
きます。部屋の中は暗いのですが、枕もとや、足元あたりも
見渡して、「まだ来ていないね」・・・
欲しいもののリクエスト。今年はなくって「サンタさんに
まかせる」と言い切ったものの、その中味が心配だったせいも
あるかと思います。

 そんな状況の中、サンタさんは、なんとキーボードを
持ってきてくれました。(風の便りによると、部屋に入れたのは
夜中3時過ぎとのこと)テーブルの上などに乗せて、弾くタイプ
のものとはいえ、箱はかなり大きく、朝になって、私が
リビングに運ぼうとしましたが、見かけより重く、持ちにくく
もあり。ああ、これは大変だったろうなあと、サンタさんの
苦労を察しました。


 「なんで、ピアノがあるのに、またキーボード???」

 以前使っていた「もっとおもちゃな感じ」のキーボードが
壊れてしまってからは、ピアノの練習は、ちゃんとピアノで
していた娘。(注釈・うちには私が使っていたピアノがある
のですが、簡単に音が出せるキーボードばかり使っていて、
あまりピアノそのものには、触れていませんでした)

 「でも、キーボードもあると、下に降りていって、練習
 できないときもすぐに弾けるし(注釈2・ピアノは1階の両親
 のスペースに置いてあります)お父さんも練習できるから、
 いいじゃない」と私。

 「えぇー? お父さん、まだ練習するつもりなの?」

 夫は、10月に行われた、娘の初めてのピアノ発表会で、
娘と連弾したのです。
(ちなみに曲は『ミッキーマウスマーチ』でした)

 「サンタさんは、また、お父さんと連弾してもらいたい
 なあと思って、ピアノがあっても、キーボードをくれたん
 じゃないの」と、再度私。

 「ま、いっか」と言いながら、娘は、DJモードのボタンを
早速押して、遊び始め、夫は、「よく見ると、大きいよね、
前のよりか」と、なんだか嬉しいそうでした。

コメント (4)
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