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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

クリスマスの絵本・その3(サンタクロースと道具)

2005-12-09 15:21:55 | 好きな絵本

 図書館で、ちょっと素敵な絵本を見つけました。
『サンタクロースのすてきな道具の絵本』
という長い題名です。
作者は奥井ゆみ子さんという方で、1990年度の「ニッサン童話と絵本のグランプリ」
絵本部門の、大賞受賞作品だそうです。

 お話は、こんなふうに始まります。

      サンタクロースさん
     今年もまたクリスマスがやってきます。
     あなたにとってはまい年まい年
     さぞかしたいへんなことでしょう。
     これからすてきな道具たちを
     ごしょうかいします。
     これで今年も大かつやくしてください。


 最初の道具は クリスマスにかかせない「星と雪の噴射機」
まずはムード作りのお手伝いからです。

 次の道具は、サンタクロースさん本人も、「サンタさんっていったいどうやって
世界中の子供たちにプレゼントをくばりにいくの?」という疑問を持った子供たちにも、
その子供たちから、ねえねえ、と執拗に質問されるお母さん、お父さんたちにも、
「!」 と思ってもらえるでしょう。 「サンタがふえる鏡」 です。
呪文を唱えるだけで、サンタクロースがいっぺんに100人になるそうです。
100人もいれば、とりあえず日本国内はカバーできそうですよね。見開きのページいっぱいに
書かれている、いろんなサンタさんを見ているだけでも、とっても楽しい気持ちになれます。
(お料理していたり、タバコをふかしていたり、サーフボードを持っていたり、大工仕事や
ペンキ塗りをしていたり、ぞうきんがけの途中のサンタさんもいます)

 3番目、4番目の道具と次々紹介していくと、せっかくこれから読もうとしている方の楽しみが
少なくなってしまうので、全部で道具は8つあったとだけ、書いておきます。

 そして最後に、道具ではないけれど、とても素敵なものが待っています。
「そうか、サンタさんって、プレゼントを配り終わったあとに、こんなこともしてくれていたんだ!」と、
大人の私は嬉しくなりました。が、小3の娘にとっては?」
 
あまり感動・感激しませんでした。こういう喜びは年を経ないとわからないものなのかも
しれません。

コメント (2)
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