音楽の喜び フルートとともに

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シモネッティのマドリガル

2022-01-26 21:56:04 | 近代
グランドハープを買いました。レバーハープは、転調する時に1音ずつ、手でレバーを上げないといけないので、曲によって演奏不可能なものがあります。
それで、グランドハープをと思いますが、高くてなかなか買えません。

友だちに「安く欲しいなぁ。」と話していたら、FBで中古を売ってる人がいると紹介してくれました。

神奈川のハーピストさんで、20年ものですが、先生にも写真をみてもらったら、きれいでお買い得!と言って下さったので、思いきって連絡してみると、神奈川から車で運んできて設置してくれました。
なかなかいい音です。
これでやっとペダルの練習もできます。

やる気も出て来ました。

アキッレ シモネッティ(1858-1928年)
イタリア トリノ生まれ、イギリス ロンドン没

ヴァイオリン奏者で作曲家として活躍しました。

ニコロ パガニーニの最後の弟子カミッロ シヴォリに学びました。
1891年イギリスに渡り、トリオ奏者として活躍します。
1912年からロンドンアイリッシュ音楽アカデミーでヴァイオリン教授として務め、多くの生徒を教えています。

マドリガルは14世紀北イタリアのロンバルディア地方の宮廷で演奏されていました。

多声音楽で詩節3つを繰り返すなど形式が厳しく、すぐに廃れてしまいました。

16世紀になると自由な形式のマドリガルが現れあらゆる音楽形式で作られました。

17世紀に入ると
宗教マドリガーレ、マドリガルコメディ、イングリッシュ マドリガルなど派生も多いです。

シモネッティのマドリガルは、形式にとらわれずバロック時代への郷愁を込めた叙情的な音楽になっています。

ヴァイオリンで演奏するように作曲されましたが、フルートで演奏される機会も多いです。