音楽の喜び フルートとともに

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モーツァルトのロンド

2022-01-17 22:58:52 | 古典
今日は、歯の定期検診。
まあまあ大丈夫です。
雪雲が出ていましたが、このところ寒かったので体感温度はそう寒く無いです。

ウォルガング アマデウス モーツアルトによって
1781年4月に「ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド」K.373は作曲されました。

イタリアのヴァイオリニストのアントニオ ブルネッティのために書かれました。

ブルネッティは他にも二曲。
「ヴァイオリンと管弦楽のためのホ短調のアダージョ」K.261と「ヴァイオリンとオーケストラのためのB♭のロンド」K.269/261a
を依頼しました。

Cのロンドは遅れ、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽合奏のために作られています。

1781年4月8日父への手紙で
「ぼくが何より嬉しく思い、また不思議に思ったのは、驚くほどの静粛さと演奏の中に『ブラヴォー』という叫びがあがったことです。こんなに多勢のピアニストのいるウィーンでは珍しいことです。…ブルネッティのための協奏曲に属するロンドと、ぼくがピアノ伴奏を弾くヴァイオリン伴奏つきのソナタ、これは昨夜11時から12時までに作曲したのですが、一応仕上げてしまうために、ブルネッティのための伴奏の部分だけを書いて、自分のパートは頭の中に入れて置きました。…」

1時間で三曲書き上げたことを父親に報告するとともに、ウィーンについて
「ここは素晴らしいところです。…ぼくは当地が気に入っていますし、だからこそ、ぼくの全力を上げて稼ぎたいと思います。ぼくの唯一の目的は、できるだけお金を稼ぐことにあると信じて下さい。なぜなら、お金は健康についで最上のものですから。」
と、書いています。

バイオリンのために書かれましたが、フルートで演奏されることも多いです。
よかったら、両方聴いてみて下さい。