体格からいっても堤真一が立役で、大泉洋は本来の万能カードとしてのジョーカー的立ち位置。
アナーキズム的な新作映画が「十一人の賊軍」に続いて出てきたともいえるけれど、集団抗争時代劇の時代だと撮影所というシステムが機能していたから逆にアナーキーになれたともいえるので、今みたいにバラバラになっているとわざわざアナーキーにするまでもない感じ。
だから大泉洋の軽みがふさわしいということか。
ちょっと音楽がマカロニウエスタンっぽい。
京の都が碁盤目状に道が縦横に走っているのは有名だが、その地形を山場で生かした。