1990年、ブルキナファソ スイス フランス合作。
製作・監督・脚本 イドリッサ・ウエドラオゴ。
舞台はサバンナ。
恋人を村に残して旅に出た男が二年後に戻ってきたら、恋人は長老である実の父親の妻になっていたというとんでもない話。
秩序を乱す男は弟に殺されかけるが見逃されて村を出、元恋人は彼を追って一緒になって妊娠もするが、どっちの子供なのかはよくわからず、男が母親の死を聞かされて村に戻ったところで弟に殺され、弟も村を追放される。
なんかもうムチャクチャな話で、一体、いつの時代だろう、銃が出てくるところや服装からすると現代か近い過去なのだろうかと思われるが、長老の権利・権限というのが、不条理なまでに高い。その割に長老の存在感は不思議と薄い。
それにしても、二年間も何しに行っていたのだろう、とか、あちこちスジがつかみにくい。
社会派風にアフリカの前近代性を告発している、というより一種神話的な唐突さ、残酷さ、という印象。
(☆☆☆)
本ホームページ
掟(1990) - goo 映画
製作・監督・脚本 イドリッサ・ウエドラオゴ。
舞台はサバンナ。
恋人を村に残して旅に出た男が二年後に戻ってきたら、恋人は長老である実の父親の妻になっていたというとんでもない話。
秩序を乱す男は弟に殺されかけるが見逃されて村を出、元恋人は彼を追って一緒になって妊娠もするが、どっちの子供なのかはよくわからず、男が母親の死を聞かされて村に戻ったところで弟に殺され、弟も村を追放される。
なんかもうムチャクチャな話で、一体、いつの時代だろう、銃が出てくるところや服装からすると現代か近い過去なのだろうかと思われるが、長老の権利・権限というのが、不条理なまでに高い。その割に長老の存在感は不思議と薄い。
それにしても、二年間も何しに行っていたのだろう、とか、あちこちスジがつかみにくい。
社会派風にアフリカの前近代性を告発している、というより一種神話的な唐突さ、残酷さ、という印象。
(☆☆☆)
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