prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「女は女である」

2007年01月28日 | 映画
なんか、しょっちゅう振り出しに戻るみたいな作りだな、と思った。
音楽が流れていい気持ちになりかけるとぶちっと断ち切られる。女と男の答えが出る性格ではない問いのえんえんたる繰り返し。ついでにこじつけて言えば、画面もしっょちゅう原色に還元される。

ゴダール作品は必ず見ているうちに寝てしまうのだが、だから以後見ないということにはならないのが不思議なところ。

アンナ・カリーナに惚れて撮っているのがありありとわかる。その点、後年のよそよそしさとはやや感触が異なる。
(☆☆☆)


本ホームページ

女は女である - goo 映画

女は女である - Amazon


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。