prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「岸辺のふたり」

2007年01月27日 | 映画
映像というのは、「待つ」姿を描くとモノをいうものらしい。

映像は現在進行形なので、まだ来ていない時、というのは決して描けないから想像に任せるしかない。
しかも画がもっぱら遠景で、しかも人物が半ば影に隠れて表情がわからない。というのが効果をあげた。

ただ、ラストで過ぎ去った時が一気にチャラになるのには、やや違和感を覚えた。
自分より年下になった父親(たぶん)に出会った方が、痛切な感じが出たように思うのだが。
(☆☆☆★)


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岸辺のふたり - goo 映画


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