「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様、あけましておめでとうございます。
2008年も「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。
写真はMAKIKYUがオフライン上における今年の年賀状でも写真を使用し、現在MAKIKYUが活動の拠点としている横浜市内をはじめ、神奈川県内や町田周辺に幅広く路線を持つバス事業者・神奈川中央交通の大型路線車で、三菱ふそうAEROSTAR Mと呼ばれる車両、その中では最後期の平成8年度に導入された車両で、最後尾のウインカーが角型の大きいモノになっているのが特徴です。
その中でも写真は、横浜市内にある舞岡営業所に所属し、子会社の横浜神奈交バスに管理委託されている車両の1台である「お0154」号車(舞岡所属の同年式車は、全て神奈交委託となっており、各神奈交バスへ委託されている車両は社番の先頭に0が付いています)で、神奈中の特徴ともいえる前面窓下の運賃表示幕が、黒字に白文字で「前」(或いは「後」)の文字を強調した新タイプに取り替えられているのが特徴です。
(この車両に限らず、運賃表示幕が新タイプに取り替えられている旧年式車は時折見かけます)
神奈中では昨年、大都市圏における排ガス規制の影響などもあって、長年親しんできた6D22と呼ばれる形式のエンジンを搭載した車両(三菱ふそう製大型車でこのエンジンを搭載した車両は、昭和50年代の終わり頃から10年以上に渡って導入され、神奈中でこのエンジンの音は20年以上に渡って聞く事が出来て、MAKIKYUもお気に入りでした)が営業運行(津久井を除く)から退き、この年式だけで聞けるガサガサとしたエンジン音(結構好みが分かれると思います)が特徴のこの車両ですら、大型路線車の中では最古参となってしまいました。
この車両も今年には引退、この車両が退役すれば、神奈中で多数派の三菱ふそう製大型路線車は、最も古い車でも見た目は最新型車両と大差ないNEW AEROSTAR(それでも色々違いはありますが…)になってしまいますので、神奈中をはじめとする大都市圏を走る路線バスの、世代交代の速さを感じさせられるものです。