MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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MSE運行告知の車内広告

2008-01-19 | 小田急グループ

今日は昨日MAKIKYUが遭遇した小田急の最新型特急ロマンスカーで、来る3月15日から地下鉄千代田線直通に用いられる60000形・MSEの試運転遭遇に関する記事を取り上げていますが、昨日小田急線に乗車した際(特急ロマンスカーではなく、一般の通勤車両です)には、車内中吊り広告でも、小田急・東京メトロ両社名入りの運行開始告知広告が掲載されているのを目撃しています。

広告は「青い、ロマンスカー」と銘打って東京と箱根、平日の通勤と休日の行楽をイメージさせる2枚が隣同士で並べられており、平日と土休日で運行形態が大きく変わる同列車を強くPRしており、連日行われている模様の試運転と合わせ、いよいよ他社を含めても前例のない、地下鉄乗り入れとなる座席指定制有料特急の運行開始が近づいてきた事を実感させられます。

3月15日から運行開始の地下鉄直通ロマンスカー、2ヶ月前にはじまる予約も運行初日はあっという間に…という程大盛況な様ですが、MAKIKYUも運行が開始された暁には是非一度…と思っており、運行開始が待ち遠しいものです。


多摩線で「青いロマンスカー」60000形・MSEの試運転に遭遇

2008-01-19 | 小田急グループ

   

「MAKIKYUのページ」でも以前、小田急電鉄80周年記念のスペシャルイベントとなった昨年秋の「ファミリー鉄道展」に関して触れていますが、その会場における目玉の一つが、来る3月15日から地下鉄千代田線直通の特急ロマンスカーで使用される新型車両60000形・MSEの展示で、この車両自体も強烈なブルーの塗装が屋根まで施され、かなり個性的で印象の強い車両ですが、このイベントの際は現役を引退し、日頃は専用の格納庫で大事に保存されている(旧)3000形・SSEが野外公開され、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中にも、この車両をはじめとする歴代ロマンスカーとの並びという、今後まず実現しないと思われる貴重な並びをご覧になられた方も多いかと思います。

ただその一方で最新型の60000形・MSEは編成を撮影するには少々…という位置に停車しており、また展示された6両編成(実車は他に4両編成もあり、主に両者を連結した10両編成で運行予定です)は小田原・箱根湯本方の非常用貫通路付き流線型先頭車の姿は見られても、新宿・北千住方の貫通幌内蔵となっている先頭車(以下貫通型と呼称)に関しては、会場内で展示されて車内見学に供されていた7000形・LSE(復活旧塗装)の車内から、ガラス越しに辛うじてその姿を拝めるという状況でした。

最近はMSEもファミリー鉄道展で公開された編成以外に6両・4両各1編成が入線し、営業に必要な編成数が揃った状況になっており、また最近は小田急線内の各所で試運転を行っている姿が多数目撃されている情報も流れていましたので、MAKIKYUも昨日少々時間が空いて小田急線に乗車した際には、是非MSEの試運転列車に遭遇できれば…と思っていました。

ただ昨日は江ノ島線快速急行に乗車して相模大野に着く手前で、車庫内で留置されているMSEの姿(新宿方に貫通型先頭車の姿が見えましたので、6両編成2本中の1本です)が見えましたので、もしかしたら…とも思いましたが、以前地下鉄千代田線直通用の最新型通勤車両・4000形も試運転を行っていた多摩線の様子を見に新百合ヶ丘駅へ出向いてホームで少々待っていた所、見事にもう一編成のMSE6両編成が試運転を行っている姿に遭遇する事が出来ました。

昨日MAKIKYUが遭遇した試運転列車は、多摩線内を何往復もしている様な感じでしたので、新百合ヶ丘駅で少々その姿を拝んで撮影した後、各駅停車で多摩線の終着駅・唐木田へ先回りして、ここでも試運転列車の姿を捕獲できましたが、MSEが営業運転に入った後は多摩線内を昼間に走る機会はあまりないと思いますので、営業運転前の今だからこそという貴重なシーンになりそうです。

また実際に3月からMSEが営業運転に入っても、貫通型先頭車は編成の中間に組み込まれる事が多く、編成の先頭に立つ姿を拝む機会も流線型先頭車に比べてずっと少ないですし、まして現在公開されているMSEの運行時刻は、写真撮影に不適な時間帯が多いという事もありますので、撮影には絶好の機会でしたが、昨日の試運転でも客室はブラインドが閉められ、ファミリー鉄道展で公開された時と同様に様子があまり伺えなかったのは惜しい限り(それでも少しは様子が伺え、温かみを感じるデッキや車内はなかなか良さそうな雰囲気でした)で、これは営業運転開始後に乗車してからのお楽しみになりそうです。

写真は60000形MSE流線型・貫通型それぞれの先頭車と中間車両、それとホーム停車中にガラス越しに撮影した車内の様子です。