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京急リムジンバスで活躍するAEROACE~横浜駅東口=羽田空港間の路線では容易に乗車も…

2008-08-01 | バス[首都圏]

先日「MAKIKYUのページ」では、羽田空港内のターミナル連絡バス(無料)で走る三菱ふそう製新型ハイブリッドバス・AEROSTAR ECO HYBRIDに関して取り上げましたが、MAKIKYUは羽田空港内でこのバスに乗車した後、リムジンバスで横浜駅へ向かい、その際には以前小田急箱根高速バスの記事でも取り上げた三菱ふそう製の新型観光・高速用車両・AEROACE(エアロエース)に乗車する事が出来ました。

AEROACEの登場自体がまだ割合最近で、これから数を増やしていくバスですので、まだまだ乗車機会も多いとは言えず、それも高速・観光用車両ですので、MAKIKYUのAEROACEへの乗車はまだ2回目ですが、京浜急行バスでも幾つかの路線に投入され、羽田空港などでその姿を散見する事が出来ます。

ただ羽田空港発のリムジンバスは、大半の系統が時刻指定制となっており、乗車前に予め時刻が指定された乗車券を購入するか、時刻指定券(回数券やPASMOなどで運賃を支払う場合に交付される乗車整理券の様なモノ)の交付を受ける必要があり、リムジンバス自体も毎時1~2本程度(場合によってはそれ以下)の路線が大半ですので、これだとAEROACEが来たのを目撃したので乗車…というのは難しいです。

とはいえ横浜駅東口YCAT~羽田空港間のリムジンバスは京浜急行バス単独運行路線ながらも、概ね10分間隔程度(時間帯によってはそれ以下)と、空港リムジンバスにしては異例とも言える本数が運行されています。

この路線は待たずに乗れるといっても過言ではない状況もあって、時刻指定不要で一般路線バス感覚でそのままバス停に向かい、乗車時に運賃を支払うだけで乗車出来ますし、PASMOでの直接決済も可能(ただしバス特は対象外)です。

ちなみに写真は羽田空港内で横浜駅発着路線に充当されているAEROACEを捉えたもので、MAKIKYUが乗車した車両とは別ナンバーですが、この路線では他の車種に混じりながらも、常時複数台のAEROACEが稼動している模様でしたので、数本見送れば意外と容易にAEROACEに遭遇できるかと思います。
(恐らく首都圏では最も容易にAEROACEに乗車できる路線の一つかと思います)

また横浜駅~羽田空港間片道560円という運賃設定は、京急の電車(横浜~羽田空港間470円)に比べるとやや割高な感がありますが、往復乗車券を購入すれば940円で電車と同等になりますし、鶴見つばさ橋や横浜ベイブリッジを渡るルートの景観の良さ(MAKIKYUが乗車したのは夜でしたが、ベイブリッジから眺める夜景などはなかなかのものでした!)、それに確実に着席(補助席以外であればリクライニングシート)でき、空港ターミナル乗り場の立地の良さといった数多くの利点があります。
(あとMAKIKYUには無縁の話ですが、航空機利用でYCATから乗車する場合は、手荷物託送サービスを受けられるメリットもあります)

その上電車利用では運が悪いと好みが大きく分かれる「ブカブカした異様な感触の座席」(これが好きという方は話は別ですが…)に当たったり、横浜方面~羽田空港直通列車が走っていない時間帯(或いは丁度行ってしまったばかり)に京急蒲田乗換えとなる場合に、空港線内で首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)からやって来た荒れ放題の車両(高額運賃で有名な「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道))の車両に遭遇して、不快な目に逢わされる事を避けられるメリットもあります。

リムジンバスというと乗り換えなしで必ず座れる反面、一般的に本数も限られて割高、専ら航空機利用客が…という印象があるものの、日頃リムジンバスに乗車する機会が少ないMAKIKYUも、この路線に関してはなかなか利用価値があると感じたもので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も機会がありましたら、是非横浜駅~羽田空港間の京急リムジンバスで活躍するAEROACEに乗車してみては如何でしょうか?