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樽見鉄道 ハイモ295-315号車~外観塗装は随分特徴的な車両ですが…

2008-08-22 | 鉄道[東海]

 

先日MAKIKYUが岐阜県を走る第3セクター鉄道・樽見鉄道に乗車した際は、途中の本巣駅で車両交換となる列車に当たり、本巣までは既に取り上げた「モレラ岐阜」広告車両・ハイモ230-314号車に乗車したのですが、本巣以遠で乗車した車両が、今日取り上げるハイモ295-315号車です。

この車両は1999年に、2軸レールバス代替用に製造されたLE-DCと呼ばれる車両で、同種の車両が他の第3セクター鉄道でも、幾つかの路線で活躍していますが、この車両もバス用部品などは用いつつも、先代ハイモ230形をはじめとするLE-carと呼ばれるレールバスに比べると、本格的な鉄道車両と言えます。

見るからに天井が低く、車内も路線バスを思わせるハイモ230形に比べると、居住性も大幅に改善されており、塗装も特徴的な池田満寿夫デザインになるなど、内外共に今までのレールバス車両に比べると、随分見栄えのするものになっています。

ただ車内は今までのレールバスと同様に相変わらずトイレの設置はなく、座席も都市圏の通勤型車両の如くオールロングシートと、設備面は必要最小限とも言える簡素なものとなっていますので、内装も特徴的な外観塗装の如く、もう一工夫あっても…と感じたものでした。