先日「MAKIKYUのページ」では、樽見鉄道を走るハイモ295形気動車に関して取り上げましたが、この形式の車両は先日取り上げたハイモ295-315号車が導入された後にもう一両導入されています。
その車両がハイモ295-516号車で、2005年に2軸レールバスの代替で導入されたこの車両は、現在の樽見鉄道においては、最新の車両となっています。
先日取り上げたハイモ295-315号車と比べると、行先表示機にLEDが用いられている事や、側面の客窓が一枚窓になっている事などが、外観上の大きな違いとなっており、車体長が延伸されている事も大きな特徴となっています。
またMAKIKYUは本巣駅での列車交換と、谷汲口駅でのバス待ち時間に稼動している姿を目撃しただけで、実際に乗車する機会はなかった事もあり、車内の様子などは実際に確認できていないものの、最新型車両だけあって、バリアフリー対応の深度化も進められている様です。
ただ塗装はハイモ295-315号車などで用いられている池田満寿夫デザインではなく、水色に赤と白帯の発足当時からの樽見鉄道標準色が用いられており、先に導入されたハイモ295-315号車の方が見栄えが…と感じる人もいそうですが、樽見鉄道の旅客車両における塗装選定の基準がどの様になっているのかも気になる所です。