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ハイモ230-301号車~現在の樽見鉄道では最古参の稼動車両

2008-08-21 | 鉄道[東海]

昨日「MAKIKYUのページ」では、「モレラ岐阜」広告車両になっている樽見鉄道のハイモ230-314号車に関して取り上げましたが、このハイモ230形は車両によって導入時期が異なる事もあって、導入時期によって幾つかの差異が見られます。

その中でも同形で最初に導入されたハイモ230-301号車は、MAKIKYUが樽見鉄道に乗車した際に稼動している姿は見なかったものの、MAKIKYUが乗車した際に車両交換となった車庫所在駅・本巣駅に停車している姿を目撃しています。

現在の樽見鉄道で活躍する旅客用車両の中で最古参となるこの車両は、客用ドアも引戸ではなく折戸を用いており、昨日取り上げたハイモ230-314号車と比べても、更に簡素な車両という印象を受けます。

また乗務員室扉の有無や、前面ライト形状なども異なっており、その上外観塗装も車両毎に異なっていますので、同形式ながらも様相が異なる車両という感を受けますが、この形式はレールバス故に寿命はバス並で老朽化も激しく、特にその中でも最初に導入されたハイモ230-301号車などは、あとどの位活躍し続けるのかも気になります。

あとハイモ230-301号車側面には「いつまでも走れ、未来へと…」と記され、貨物輸送の廃止で樽見鉄道の経営状況も芳しくないと言われていますが、近隣を走る私鉄(こちらは県都へとつながっており、樽見鉄道よりも運行頻度や乗客数はずっと多いものでした)の廃線もあった事などを考えると、その二の舞になる事だけは避けて欲しいと感じるものです。