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ありがとうを 次のよろこびへ 小田急線開業80周年~車内広告より

2007-04-10 | 小田急グループ

最近MAKIKYUも利用する機会が多い路線の一つで、今月もMAKIKYUは既に3回ほど利用している小田急線(うち一回は昨日~今日未明)ですが、この小田急線は今年で開業80周年と言う節目の年を迎え、列車内の中吊り広告や駅構内の告知などにも、最近それを告げる広告が多数掲載されています。

MAKIKYUも言われてそうだったな…と気が付く有様でしたが、この広告に用いられている開業時の沿線地図(実物は江戸東京博物館所蔵)には沿線の駅名や国内各地の地名をはじめ、遠く釜山や上海、更にはMAKIKYUが足を踏み入れた事がない台湾や樺太といった地名まで記されており、小田急自体も多摩線(多摩NT開発と共に建設)は跡形もない状況で、他も現在と異なる名称が用いられている駅やまだ開設されていない駅が多数あるなど、これを見ると開業当初と現代では小田急線自体を始め、取り巻く環境も随分変わったものだと感じさせられます。
(ちなみに江ノ島線は破線で描かれていますが、これは小田急線開業当初にはまだ開通していないものの、その後程なく開通して現在に至っています)

また沿線地図の右側にある文字部分は画像では読み難い状況となっていますので、全文を以下に記しますと、

みなさまに日々ご利用いただいております小田急電鉄は、1927年、新宿―小田原間の営業運転を開始して以来、おかげさまで本年4月1日にて開業80周年を迎えることができました。

みなさまへの感謝はもちろん、現在にとどまることなく、これからも安心、便利、快適な鉄道を目指すこと、さらに日々の沿線の生活の中でみなさまへ一層の上質と感動をさしあげていきたいと思っております。

すべてのみなさまへ、ありがとうの気持ちを、さらに次のよろこびとして。

これからも小田急電鉄にぜひ期待してください。

みなさまの毎日をのせて、小田急はさらに明日へ。

とあり、現状でも首都圏の鉄道の中ではかなり上質なサービスを提供しているとMAKIKYUは感じるている小田急線ですが、これを見ても更なる改善を探求している意気込みが感じられ、MAKIKYUも小田急線の今後に期待したいと思います。

ただ10年ほど前の70周年の時には、各車両にそれを示すステッカーが貼られ、また趣向を凝らした表紙付きの記念ロマンスカード(券売機や精算機で利用可能な小田急線専用プリペイドカード・この時はまだパスネット発売前)が合計6枚発売(1000円券で、1枚毎に発売開始日が異なっていました)された事などを考えると、現状ではやや盛り上がりに欠ける気がするのは惜しまれる所です。

(追記)この記事を公開した際には小田急線の電車にはまだ80周年記念のステッカーなどは見当たりませんでしたが、その後順次記念ステッカーが貼られています。



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